2006年9月号86ページに掲載
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総合エネルギー企業 九州電力

BBIQ、法人向け通信サービスで急拡大

九州通信ネットワーク

豊島令隆社長

福岡市中央区天神1-12-20
Tel.092-981-7575
QTNetお客さまセンター フリーダイヤル0120-86-3727
http://www.bbiq.jp

 光ブロードバンドはアクセスの速さなどの利点が注目を集め、年々普及率を増加させている。2005年度末のFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)の普及率は「爆発的普及期に入る」とされる10%を全国で上回り、九州でも今秋には到達する見込みだ。九州通信ネットワーク(QTNet、福岡市、豊島令隆社長)は、光ブロードバンドサービス・BBIQと法人向け通信サービスを両輪に掲げ、激化するユーザー獲得競争を優位に展開しようとしている。

BBIQ加入10万件
突破、認知度も向上

「光でスマイルキャンペーン」
 インターネット通信サービスは、電話回線、ADSLを経て、現在は「光」の時代に突入したといっていいだろう。光ファイバー の一般家庭向けサービス・FTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)は、2004年度末の290万回線から昨年度末には546万回線に爆発的に増加し、各世帯への普及率も10%を越えた。九州地区も40万8000回線と昨年度から倍増しており、今年秋ころには世帯普及率が10%を越えるとみられている(現在は7.6%)。
 同社の光ブロードバンドサービス「BBIQ」も、02年度のサービス開始以来順調に契約数を延ばしており、05年度末に約9万5000件、今年5月にはついに10万件を突破、九州でのシェアも4分の1に達した。また、05年4月からサービスを開始したBBIQ光電話はこれまで4万1000件の契約を獲得して現在も拡大しており、「BBIQ」の名前は確実に世間に浸透してきている。
 その背景には、同業他社にひけを取らないサービスや俳優・阿部寛氏を起用したテレビCMの効果があり、BBIQの普及を一段と加速させている。BBIQ新規加入者に対しては現在、「光でスマイルキャンペーン」を行っており、標準工事費と開通月の月額基本料を無料とするほか、開通の翌月から5カ月間は通常の5775円を3150円としている。さらに福岡県内の戸建住宅は割引期間が9カ月間に拡大される。このキャンペーンは8月31日までで、9月からは「改めて新しいキャンペーンを始める」(担当者)という(図参照)。
 このように、「常にお客さまの視点に立ったサービス」を考えることが、BBIQの認知度を大きく広げた一因となっている。

法人向けサービスも
充実、ニーズに対応

 また法人に対しては、(1)専用線サービス(2)広域イーサネットサービス(VLAN)(3)インターネットVPNサービス(SMF)−の3つのデータ通信サービスを揃え、それぞれのニーズにあったサービスを提供している。
 (1)は大手企業または公共性の高い法人が対象で、 ひとつの企業内を回線でつなぐ1対1型で、高い信頼性と通信帯域を完全に保証したサービス。通信のスピードも他のサービスと比較して格段に早いなどのメリットがある。
 (2)は同社の主流サービスで、加入している法人の約7割が利用している。同社のVLANで企業内をつなぐ網型のサービスで、一定の信頼性と高い経済性を兼ね備えたサービスで、帯域を保証するG−VLANとベストエフォート型のB−VLANの2種類がある。
 (3)は小規模法人や店舗向けのサービス。アクセス回線にBBIQを使用するため安価に利用できる。同社は(2)とともに今後の主流のサービスとして積極的に展開していきたい考えだ。

Q−ringを開設
旬の情報を次々提供

 また、「九州の“!”(発見・驚き・喜び・感動)があるサイト」をコンセプトとする地域密着型ポータルサイト・九州の環(Q−ring)を昨年9月8日に開設した。BBIQの会員、非会員に関係なく、九州のオリジナル情報や身近で便利な情報など、独自の手法を盛り込んだサービスを発信している。

 具体的には、毎日の出来事などを日記感覚で利用できる「ブログ」、自分しか知らない情報を書き込んでいく「口コミ」、九州在住で各方面で活躍している人がブログを使って専門情報や知識を独自の視点で利用者に提供する「ナビゲータ」、会員が登録しているプロフィールから地域や出身校などをもとに検索して会員同士のコミュニケーションをサポートする「仲間探し」などがある。また、情報誌を発行している企業や各種イベントをプロデュースしている地場の企業6社と提携して情報を毎週定期的に利用者に届ける「コンテンツ」もあり、利用者が求める情報を幅広く提供している。
 サイトへの今年6月末時点での登録会員数は約5000人。6月期だけで300万件のアクセスがあったという。同社はハード面だけでなく、このようなソフト面でのユーザーへのサービスにも積極的に取り組んでおり、今後も利用者が求める旬の情報に敏感に反応して積極的に情報を提供していく方針だ。サイトへのアドレスはhttp://www.q-ring.jp
 爆発的な普及を遂げている光ブロードバンド。同社はさらなる飛躍を遂げるため、BBIQと法人向けのデータ通信サービスを「会社を支える両輪として普及させていく」方針で、今後も九州に密着した地域通信会社として、あらゆる視点から利用者のニーズに適応したサービスを提供する。

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