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力の源カンパニー
世界を舞台に総合粉食産業を展開
逆転の発想でオンリーワン企業へ
着実に拡大する店舗網
ベーカリー事業へも進出
河原成美社長
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ラーメン事業を中核に、飲食・コンサルティング・商品開発という4つの事業の相乗効果で「総合粉食産業の創成」を目指す「力の源カンパニー」(福岡市、河原成美社長)。05年12月期決算は売上高64億円で、前の期比119%増。創業20周年で売上高60億円という目標を大きくクリアした。創業25周年(2010年)の売上高100億円達成も視界は良好だ。
1985年10月の第1号店以来、順調に全国展開が進む「博多 一風堂」。今年に入ってからも、4月に東北地方2軒目となる「盛岡店」、7月に中国地方初進出となる「岡山店」をオープン。12月には関東地方13軒目(東京23区内10軒目)となる「東京池袋店」が開業するほか、年内に3〜5軒の出店を計画している。また、「木火土金水(もっかどごんすい)をテーマに新しいラーメンの楽しみ方を提案する」のが「麺酒家 五行」。博多、京都、東京・西麻布に続き、4店舗目(東京)の07年春開業に向けて準備が進む。さらに、「いちゃりば兄弟(ちょーでー)」(一度知りあえば皆友達)をコンセプトとする「行集団四朗商店」といった独自性豊かな店舗がそれぞれ個性を磨きながら、総合力を高めている。
今年7月からは、新たな取り組みとしてベーカリー事業がスタート。福岡市内に第1号店を開店した。同店の特徴は、本場の味へのこだわり。例えばフランスパンは本場フランスのレシピを採用。他のデニッシュも欧州地方の味の再現をコンセプトに商品化しており、早くも若い女性を中心に話題を呼んでいる。
中国で浸透図る「享食78」
米国出店も着々と進行中
今年4月に開店した東北地方2号店
「博多 一風堂 盛岡店」(岩手県)
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総合粉食産業の舞台は海外でも拡大している。2000年6月、中国・上海で「Big Apple」を開業。04年2月には現地ブランド「78(ちーぱ)一番ラーメン」を開店した。その後、「78以上にラーメンを中心とする料理を楽しんでほしい」との思いからメニューを一新。併せて屋号も「享食78」に変更し、05年7月にリニューアルした。現在6店舗を構え、同ブランドの上海市民への浸透を図っている。一方、米国では05年8月に現地法人を設立。「博多 一風堂」の07年前半のニューヨーク出店を目指して、着々と準備を進めている。
創業21年目の今年を河原社長は、「ようやく大人の仲間入りを果たしたスタートライン」と表現。「本格的に事業の定着を図る基礎固めの時期」と位置付ける。商品開発やスタッフ教育・研修制度の拡充、管理・営業部門の刷新など社内的な組織体制の強化、基盤整備にも積極的に取り組んでいる。「すべての食に通じる、非常にすそ野が広い総合粉食産業」を極める同社の挑戦はこれからも続く。
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