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メモリードグループ
グループ力強化し個性化の時代に対応
小型店の多店舗化で地域密着経営を推進
小型店の多店舗展開で
売上高500億円達成も視界に
吉田茂視社長
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業界再編の動きが加速化していることに加えて、少子高齢化の進展により市場が厳しさを増している冠婚葬祭業。こうした時代背景にあっても「メモリード」(長崎市、吉田茂視社長)は順調に業績を拡大。06年5月期決算は目標としていた売上高400億円を突破し、収益性も大幅に改善された。その要因は、2003年度から05年に実施した大型総合施設の整備が一段落し、06年は既存店の改装を含めた活性化を進める一方で、高い数値を設定して収益性の向上を図った点にある。
今年度は創業40周年にあたる08年までの3年間を期間とする新中期経営計画を設定。“さらに改善・分析に基づく営業の効率化”をテーマに掲げて、「一層の経営基盤の強化を図り、市場占有率50%以上の達成に努めていく」(吉田社長)。新中計の特徴は、佐賀・長崎、福岡、宮崎そして関東(東京、群馬、埼玉)の各営業エリアで、地域に密着した小型店を多店舗展開することにある。吉田社長は、「貸切型の婚礼・葬祭場とすることで、自宅でもてなすような落ち着きある個々の空間を提供したい」と語る。07年4月に宮崎と群馬県伊勢崎市、9月には佐賀でハウスウエディング施設がオープンする計画。また、葬祭場も福岡市早良区で建設が進む。関東エリアでも同年1月までに4つの葬祭場が完成する。葬祭場は、現在60カ所余りだが、さらに100カ所程度増やす計画。併せて、新中計の最終年度(08年)には売上高500億円を突破し、2015年の売上高1000億円達成の布石にしたいとする。
冠婚葬祭業を基盤に
新たな事業も積極展開
長崎ロイヤルチェスターホテルのアトリウム
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市場ニーズをくみ取った出店戦略に加えて、好調な業績をけん引するもう1つの要因が女性の戦力化の成功である。吉田社長は「サービス業の中でも冠婚葬祭業には、特に細やかな気配りや心配りが求められる。これを支えるのが女性が持つ“母心”」と表現する。女性が働きやすい職場環境の充実ぶりはイメージ向上にもつながっている。例えば、来春入社の社員採用試験には6000人を超えるアクセスがあり、受験者は1000人を数えた。
04年からスタートした通販事業「グッド・スマイル」も好調。06年度の売上高は、前年度比67%増の10億円と大幅な増収を見込む。さらに吉田社長は、「通販事業を第2の柱とするためにも売上高30億円を早期の段階で達成したい」と抱負を語る。
また、秋月地区で計画が進むレストランを併設したコテージ型ホテルは08年秋に開業する予定。テラスから長崎市内を一望する絶好のロケーションとあって早くも注目を集めている。今後も、冠婚葬祭業を基盤とした新しい事業を積極的に展開。グループの総合力を高めていく。
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