2006年7月号149ページに掲載
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IR 2006

イフジ産業
     ジャスダック 銘柄コード2924

「食の安全・安心」を追求、不変の収益構造で次代を見据える

藤井徳夫社長

〒811-2312
福岡県糟屋郡粕屋町大字戸原200-1
TEL.092-938-4561

http://www.ifuji.co.jp

  液卵メーカー、イフジ産業は、経営理念通り「質実剛健と先憂後楽の社風を確立」するさなかにある。液卵とは、まさに「食のインフラ」。鶏卵の中味を取り出して加工、和・洋菓子やパン、ケーキの原料から外食産業の食材まで使われており、将来的な市場性は高い。  食品メーカーなど中央大手の系列に属さない独立系液卵メーカーでは業界トップで、約10.5%の市場シェア(全国4工場で年間40000トン強の液卵を生産)を誇るが、ここ2年間は「鳥インフルエンザ」問題と“格闘”。実に79年ぶりに発生した「ハプニング」であり、あらためて市場に学び直し、「食の安全・安心」を追求した。
ダメージは早期回復。これまでの5倍の処理能力をもつ新型割卵機で原料の入荷から出荷まで一分の年スキもない品質管理体制を築いている

 もともと鶏卵は「物価の優等生」と呼ばれ、市場価格が安定しているのが2004年、05年と起きた「鳥インフルエンザ」で、飼付け羽数が増減、輸入鶏卵の増加も手伝い相場は予測のつかない動きをした(JA全農たまご東京M基準値)。
 このため、相場が安価な(ニーズが減る)夏口に大量に買い付け(養鶏場はニーズ減少期に売り先が確保できる)、高価な冬場に販売する「鶏卵の需給調整機能」が有効に働かなかった。相場が高騰した(05年初頭)折りに欧州などからの調達を進めたが、そのあとは低く推移したため、海外鶏卵が国内産鶏卵より割高になり、原料コスト削減には至らなかった。
 ここで原点回帰。「一歩もふらつかず、先を見て前進する」姿勢と「課題は先送りせず、固定観念の殻を破る」取り組みに専心する。
 すでに鶏卵市況の正常化も予見されるなか、既存取引先の信任は絶大であり、新規取引の拡大も順調。根幹的に収益と価値を生むメカニズムは不変であることから、次代市場での成長を目している。

決算情報

《会社設立年月、決算期、事業内容、従業員数》
1972.10月 、3月、製パン・製菓子向けの液卵の製造・販売、85人
《上場年月、主幹事証券会社、メインバンク、監査法人》
2001.8月、野村、福岡、みずほ、中央三井信、トーマツ
《業績》
売上高 営業利益 経常利益 当期利益
02.3 7,273 691 636 345
03.3 7,550 715 667 369
04.3 6,940 801 771 433
05.3 8,956 134 127 127
06.3 8,886 172 165 ▲260
07.3予想 8,280 368 350 192
《決算データ》 (06.3月)1株あたり当期利益(EPS)▲46.90円 1株あたり配当10.00円 株価収益率(PER)14.50倍 配当利回り1.47% 05.3月現在→発行済総株式数5564千株
《株主上位5社、役員名》 06.3月現在→持株数、持株比率の順/藤井徳夫1,273(22.89)藤井宗徳662(11.9)藤井泰子570(10.24)藤井智徳287(5.16)宇高紫乃275(4.94)05.3月現在→(社長)藤井徳夫(常務)仁田坂功 、池田賢次郎(取締役)田中一彦、坂本勇、山村正幸(常勤監査役)貝島輝幸(監査)財部忠夫、酒井善浩

《収益構成、得意先、事業所》
06.3月中現在売上構成比率→生液卵78%凍結卵15.4%卵加工品3.2%その他3.4% 山崎製パン、敷島製パン、フジパン (事業部)福岡、関東、名古屋、関西

《株主優待》
100株以上  5 枚たまごギフト券(1枚100円)
1000株以上 20枚たまごギフト券(1枚100円)


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