2006年7月号144ページに掲載
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(財)福岡県建築住宅センター

江頭安彦 理事長

福岡市中央区天神1-1-1
アクロス福岡 東オフィス3階
TEL 092-781-5169
http://www.fkjc.or.jp

お手伝いします あなたの住まいづくり
「住まいの安全・安心アドバイザー」


 一生に一度の大きな買い物と言われる戸建住宅。(財)福岡県建築住宅センター(江頭安彦理事長)は県民の高度化、多様化する住まいづくりに応えるため1978(昭和53)年に設立、住む人の安全と安心を支え続けている。
 なかでも注目されるのが、2000年から実施している「住宅性能評価」。構造の安定や音、空気環境などに、今年4月から防犯を加えた10分野を等級や数値でわかりやすく評価するもので、住んでいる住宅の安全性や性能が一目でわかる。センターでは新築時に必要な建築確認や、住宅に不具合が発生した際に施工業者が無料で補修する住宅性能保証など各種制度とセットによる申請にも対応している。このため施主が行う事務手続きの手間はかからず、着工前から完成後に至るまでの新築住宅をあらゆる角度からサポートする体制を整えている。
 住宅性能評価の依頼件数は全国的にも増えている状況で、「住宅の品質向上にも大きく役立っている」(江頭理事長)。 05年度に交付された設計性能評価戸数は全国で19万5000戸、合計で66万戸を越えた。その住宅も新築から中古まで幅広くあり、中古住宅は耐震診断やリフォームへの対応も必要だ。このためセンターでは住宅性能評価以外でも「住まいの安心リフォームアドバイザー」を派遣してこれらの課題について的確なアドバイスを送っている。
 05年3月の福岡県西方沖地震が発生以降、住宅に対する住民の考え方は様変わりした。センターでは今後もこれらの声にいち早く反応し、住民とともに課題を解決するための取り組みを継続する。

ここに注目

「お客様の要望による相談窓口を開設」

 「県民に住宅に対する意識を高めてもらう」(江頭理事長)ことが、センターの理念であり、目的と言える。これまでさほど注目されていなかった耐震診断や耐震改修も、福岡県西方沖地震の影響でその依頼件数は大きく伸びた。これ以外にも、多様化する住宅へのニーズに対応するための事業が数多くある。
 主なものでは、完成保証登録申請済みの住宅で、施工業者が倒産した際に工事請負金額の2〜7割保証する「住宅完成保証」、完成した住宅には住宅保証制度や中古住宅での家の傾きや雨漏りを保証する「既存住宅保証」(最長5年間)など。これ以外にもアスベスト(石綿)や悪質リフォームへの相談窓口や施工者向けの研修会の開催など、その活動は多岐にわたる。
 センターによると「65〜85歳の在宅率は、45〜65歳の約3倍」。利便性の高い都心部に住宅を求める高齢者もいる一方で、子育て期間中だけ遠方の広い住宅での生活を希望する若年世帯も多い。そこで04年から「あんしん住み替えバンク」を設置、双方の住宅住み替えなどについての相談を受け付けている。これにより住宅ストックのミスマッチの解消にもつながっている。

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