2006年7月号132ページに掲載
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ミサワホーム九州

田代久幸社長

福岡市博多区博多駅前3-2-1
日本生命博多駅前ビル11階
TEL 092-431-3390
http://www.330kyushu.com

1階の「蔵」で室内に高低差
立体的な空間と温度差換気生み出す


 日本の伝統的な住文化の知恵や技を生かす「ECO・微気候デザイン」と先進のデザインやテクノロジーを組み合わせ、住宅の新たな可能性を追求したのが「CENTURY VikiCourt(ビキコート)」。従来中2階か1階南側に設定する大型収納室「蔵」を初めて1階北側に設けたのが特徴で、2階の蔵も合わせ、高低差のある2階4層建ての立体的な空間構成と温度差換気を可能にした。蔵は延べ床面積の最大5割まで取ることができ、床面積に算入されないので容積率や税金面でもメリットがある。

 珪藻土や無垢材などの天然素材をふんだんに使ったオーガニックデザインの内壁とクロスは、湿度調整や消臭作用があり、結露やカビを抑えてくれる。外観はホワイトの壁に南欧風の屋根を施し、深い軒が上品な影を醸し出す。ミサワが昨年、グッドデザイン賞を16年連続で受賞したのもうなずける。
 人気の高い蔵をはじめ、厚さを従来の1.3倍にした業界最高レベルの高断熱パネルなど、次世代省エネルギー基準を十分にクリアする基本性能、「耐震+制震」のMGEO、リサイクル材で耐久性などが極めて高い「M-Wood」など、VikiCourtはこれまでミサワが開発してきたノウハウをすべて標準装備。親から子、そして孫の世代まで耐える高品質住宅となっている。

ここに注目

「夏、冬も快適なECO・微気候デザイン」

 VikiCourtのECO・微気候デザインは、エアコンなどの装置に頼らず、住宅周辺の個別の気候を生かした自然の風や陽光の活用に着目、省エネ・システムとのシナジーによって、日本独特の四季を心地よく過ごそうというもの。
 家屋の南北に開口部を設け、暖まると上昇する空気の性質を利用。風の入り口を低く、1階北側に設けた蔵によって出口を高くして温度差換気を行う。それに同社独自の木質パネル接着工法が断熱材の性能を高め、この高気密、高断熱効果と換気システムの組み合わせで、計画的な換気がしやすくなった。
 室内には開閉式のトップライトや高窓、換気口や欄間ドア、排熱塔などを設け、通風の高低差で排熱を効果的に促す。
 遮熱は屋根材に高断熱の陶器瓦を用い、東西開口部には太陽熱を6割程度カットする高遮熱ガラス、南北開口部には高断熱ガラスを装備。地域に応じた軒の張り出しも提案し、冬は室内に暖かい日だまりを作り出している。

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