2006年6月号83ページに掲載
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ディー・クルー・テクノロジーズ

希少なアナログ・ファームウエア技術で国内外大手の評価高まる


WiMAX製品で注目浴びる

石川明彦社長

ディー・クルー・テクノロジーズ

〒808-0135 北九州市若松区ひびきの2-5
Tel.093-695-3657
http://www.d-clue.com/
 2003年6月の設立からわずか1年足らずで、世界一の信号増幅器「DC1101」を開発して一躍注目されたLSI開発のディー・クルー・テクノロジーズ。信号の強さを約500倍に増幅するなど広帯域で高い線形利得を確保した画期的な開発で、携帯電話の基地局や無線といった通信の分野で、一段と評価が高まっている。
 デジタル時代といわれるなか、アナログ技術とファームウェア技術に特化した「匠」の集団として急速に存在感を増している同社は、石川明彦社長が自ら技術者としての16年間の経験から「デジタル化が進んでもアナログ技術は絶対に必要」と確信して創業した。技術者が「本質で脳みそを100%使う」設計・開発に集中できる環境を作り上げ、大手メーカーで経験を積んだ優秀な社員がその実効性を一層高めている。
 受託開発が9割を占めるが、DC1101はすでに国内外の大手メーカーでサンプル評価の最中で採用は間近、量産化も計画している。最近はWiMAX(ブロードバンド通信の国際標準規格)関連で脚光を浴びており、顧客のニーズに応えてシリーズ化にも着手。今後は「自社製品のウエートを高めていく」考えだ。福岡発世界企業へ果敢に挑戦している。

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