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アバール長崎
開発先行で、未来市場を先取りした技術を提案
オンリ−ワンに特化せず
「多次元接触主義」で展開
アバール長崎(長崎県諫早市、川浪義光社長)は、半導体製造装置向けの画像処理モジュールなどを手掛けるアバールデータ(東京都町田市、嶋村清社長、ジャスダック)の子会社。情報通信、計測制御などを開発するが、電力・省エネから医療関連事業が安定的に推移する。最大の強みは「開発先行型で、次代市場を先取りした技術の提案力」(川浪社長)に尽き、新産業を生み出すブレークスルー(突破口)を開く。
「開発は多次元接触戦略。あらゆる方向性を模索し、オンリ−ワンには特化しない」とも。人材や情報など社内資源の「集中と選択」が許されるのは中央大手企業だけで、地場中小企業は「常にニーズが見え隠れするニッチ市場に向けてアンテナを張り巡らせる必要がある」。
例えば電話回線によるコミュニケーションをコンピュータ・システムと融合するためのCTI(コンピュータ・テレフォニー・インテグレーション)ボードの受託が好調だ。背景には急激なIP(インターネット・プロトコル)電話の普及がある半面、取り残される従来電話技術のコンピュータへの取り込みにもニーズが増大する。さらにネットワーク機器監視システムなど独自製品も立ち上げ、市場に明快な存在感を放っている。
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