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西日本工業大学
「北部九州の未来産業に貢献するため」
4月、リバーウォーク北九州に「デザイン学部」が発足
坂本 正史学長
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西日本工業大学は1967年の開学以来、機械、電気、土木、建築の4学科を主軸とした工業系単科大学として北九州・京築地区に密着、同エリアとともに成長してきた。そのなかで2006月4月、複合商業施設、リバーウォーク北九州に小倉新キャンパスを開設し「デザイン学部」をスタートする。建築学科と04年に発足した情報デザイン学科のそれぞれ1学年定員75名の2学科を合わせて「デザイン学部」として工学士の学位を目指す。ここでは、伝統的な工学教育に2つの視点を加味する構えだ。
環境を意識、「作り手」から「使い手」主義のモノ作りを
これまでの工学部では、「モノ作り」の視点からの発想が中心。オフィス機器でも家電でも、高品質のモノを早く安く数多く作ることに主眼を置いてきた。それも大切だが、これからの天然資源や地球環境、人間の感性や情緒を照らし合わせると求められるスタンスがある。
まずは(1)「モノ作り」をエコロジーの観点からとらえ直す発想だ。 当然ながら私たちがモノを作る上では、限りある天然資源の恩恵に預かっている。石油やガス、電力などの資源やエネルギーの消費は抑える(Reduce)と同時に再利用(Reuse)、再資源化(Recycle)するという視座が必要だ。例えばエアコン1台でも年間消費電力量の少ない省エネタイプを作れば、2酸化炭素の排出量も小さく、世界的規模で問題となっている地球温暖化防止にも一役買う。
さらに(2)「作り手」ではなく「使い手」の立場に立った工学。いまの成熟社会では、車でもパソコンでも、個々の機種がもつ品質・性能では大差はなくなっており、差別化のポイントはそのモノに属する固有の感性・情緒的な価値に移行している。手軽で便利なだけではなく、使い込むうち心になじむとか、安らぎを覚える、いつまでも飽きがこないといった要素で、工学系教科にアートや心理学、表現論など人文科学系の知見を融合する必要がある。リバーウォーク北九州には最新のメディアから芸術、エンターテインメントまでがそろっており、センスを刺激してくれる。モノを送りだす(プロダクト・アウト)以前に、現実のニーズに沿ったモノを市場に投入する(マーケット・イン)という姿勢を磨く舞台となるのだ。
特に北九州エリアは、石炭や鉄など素材産業が中心だったが、アジア大陸への玄関口、本州と九州との結節点という地理的特長を見れば、独自のテクノロジーをもつ研究開発型の産業集積ができてもいい。
本学でも、「デザイン学部」に続き08年からは3次元CAD/CAMシステムを使ったデジタルエンジニアリングコースを開設するなど、地場企業に対し次代の技術者を供給していく態勢を整えている。冒述通り、地元に支持され、地元とともに発展することを願っているためだ。
【理事長】 入江伸明
【学 長】 坂本正史
【開学年】 1967年
【建学の精神】
「人間性に支えられた高度な工業技術者 を広く学術の研鑽を通じて育成する」
【所在地】
〒800-0394 福岡県京都郡苅田町
新津1-11
TEL.0930-23-1591(企画広報室)
【URL】http://www.nishitech.ac.jp/
【設備・施設】
おはぜキャンパス(図書館、総合実験実習センター、情報科学センター、研究センター、地盤工学研究所、生涯学習センター、学生支援センター他)/小倉キャンパス(メディアライブラリー、ギャラリー、学生ラウンジ他)
【学部学科】
〔工学部〕機械システム工学科(デジタルエンジニアリングコース、航空・自動車コース、電子機械コース、機械コース)/電気電子情報工学科(情報システムコース、電子システムコース、電気システムコース)/環境都市デザイン工学科(建設コース、環境デザインコース)/建築学科/情報デザイン学科(ユニバーサルデザインコース、メディアデザインコース、CG&CADコース)
※建築学科と情報デザイン学科は、2006年4月より〔デザイン学部〕建築学科/情報デザイン学科に改組して新開設
【大学院】
〔工学研究科〕
〔生産・環境システム専攻〕(修士課程)
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