2006年4月号139ページに掲載
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長崎外国語大学

「語学力と人間力に秀でた国際人の養成」


外国に開かれた平和都市「長崎」から世界へ

池田 紘一学長
 長崎外国語大学の母体は1945年、キリスト教精神に基づいてスタートした長崎学院。50年に長崎外国語短期大学が開学、01年に4年制大学として長崎外国語大学が発足した。
 外国語大学と名のつく大学は日本に8校。関西以西では長崎外国語大学ただ1校であり、本学で外国語と外国文化を学ぶ意義は大きい。長崎はアジア大陸やヨーロッパ諸国との交流・通商の窓口としての長い歴史を有する一方、広島と並んで世界唯一の原爆被災地でもあるからだ。世界の共存共栄と平和的発展に資する国際コミュニケーション能力の重要性を知り、外国の言葉と文化を学ぶのに長崎ほど恵まれた舞台はない。

異文化コミュニケーションに必要な4つの知的・実践的鍛練

 まず(1)外国語を真に読み、書き、聞き、話す運用能力を身に付けるのは当然である。
 同時に(2)外国語の背景にある文化や歴史、ものの考え方や感じ方を学ばなければ、外国語を本当に理解することはできない。
 しかし(3)言葉を操る主体は人間であり、コミュニケーションは人間と人間の間で成り立つものであるから、相手のことばかりではなく自分自身のこともよく知らなければならない。一般に外国語教育では、明治時代以降、欧米文化を受け入れながら近代化してきた経緯もあって、ただ一方的に外国の文化や伝統を学ぶという傾向があるが、現実の異文化交流で求められるのは、日本についての知識や情報である。自分自身のことについて語る材料がなければ話は弾まない。
 その上で必要な、もっとも重要なものはC「人間力」、すなわち、自分と相手、個人と社会の関係をよく知り、異なる価値観を認めた上で、相手を受け入れながらも自己を主張する、逆に自己を主張しながらも相手を受け入れる力である。これは、実社会に出たときに大いに役立つに違いない。

複数外国語の習得と海外留学

 これらの目標を効果的に達成するために、学生は英語と中国語というふうに最低2つの外国語を集中的に身に付け、その上で専門のコースで特定の言語と文化を学んでいる。
 さらに本学は留学制度の充実に力を入れ、学生の50%以上が海外留学を果たして、語学力と人間力に磨きをかけ、将来、実社会で活躍すべく研さんに努めている。


【理事長】 山本 敏明
【学 長】 池田 紘一
【創立年】 1945年
【建学の精神】
 「キリスト教精神に基づき、個性と人格を尊び、外国語と国際文化の教育を通じて、地域ならびに人類社会の福祉と発展に寄与しうる人材を育成する」
【所在地】
〒851-2196
長崎市横尾3-15-1
TEL.095-840-2000
【URL】http://www.nagasaki-gaigo.ac.jp/
【設備・施設】
マルチメディアライブラリー/マルチメディア教室/LL主体マルチメディア教室/CIA教室/体育館/クラブハウス/食堂/学生ラウンジ/売店
【学部学科】
〔大学〕外国語学部国際コミュニケーション学科(英語アメリカ文化コース/英語イギリス文化コース/ドイツ語ドイツ文化コース/フランス語フランス文化コース/スペイン語スペイン文化コース/中国語中国文化コース/日本日本文化コース)
〔短期大学〕英語学科(キャリア・イングリッシュコース/異文化コミュニケーションコース/児童英語教育コース)

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