2006年4月号138ページに掲載
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中村学園大学

「人間教育と高度専門研究体制生かす」


職業人としての誇りと使命感育てる

藤本 淳学長
 本学の伝統は、人間教育を重んじつつ専門的で実践的な知識と技術を修得させ、スペシャリストを養成することにある。耐震強度偽装問題に見るような職業人としての誇りや使命感が失われがちな今日、こうした貴重な「原点」を大切にして、プロとしての誇りを持てる人材を輩出していきたい。
 栄養科学部、人間発達学部、流通科学部の3学部それぞれに大学院があり、これと健康増進センター、薬膳科学研究所などの学内研究機関が連携している。このほど栄養科学部では学校栄養教諭の教育課程の認可を受け、4月からスタート。2007年春には大学院栄養科学研究科の栄養科学専攻博士後期課程に夜間部を設けて社会人受け入れを開始する予定。さらに4月に「流通科学研究室」を開設、「流通科学研究所」の08年設置へ布石を打つとともに、人間発達学部と連携する「発達支援センター」の設置も計画している。これらの研究部門では、海外、企業などからエキスパートを招いて研究のさらなるレベルアップを図っていく。
 このように学部、大学院、研究所の3つが有機的なトライアングルを形成することで、高度研究体制を打ち立てていく考えでいる。

12月に国内大学初の薬膳博覧会を開催

 今年12月には学術交流協定を結ぶ上海中医薬大学の協力で国内初の大学が主催する「日中薬膳・機能性食材博覧会」を福岡市で開く。国内や中国、韓国といった海外の企業などから200ブースの出展を募っている。
 昨年11月には研究活動や知的財産などの研究管理を支援する学事課を新設、プロジェクト研究を充実させ、国をはじめ、外部からの研究助成金獲得にも努めていきたい。
 食物栄養科、家政経済科、幼児保育科の3科からなる短期大学部は、入学定員数490人で九州では3本の指に入る。家政経済科では07年4月の学科名変更を検討中で、現在の社会的ニーズや経済構造に適応すべく新しい修得科目や資格取得のための授業も取り入れる予定である。

活力と個性ある大学へ

 おかげで本学は「専門性」に対する企業、病院などの評価が高く、就職率が毎年90%を超える。これは就職先への適合性を含め、質の高さを裏づけているためと自負している。
 少子化で競合の時代を迎えた大学は「学生が受験したい、満足する大学」のニーズをいち早くキャッチし、特長を生かしていかなければ存続は難しい。こうした中で、本学は人間教育と研究の高度化という2つの特色をベースに、活力があり個性のある大学をつくっていくことに力を入れていきたい。


【理事長】 中村 量一
【学 長】 藤本 淳
【創立年】 1953年
【開学年】 1954年
【建学の精神】
1 人間教育の根幹〜日本人としての自覚をもち「清節の風をたっとび、感恩の情にとみ、労作にいそしむ」人格の形成に努める。2 教育実践の基底〜「形は心の現れである」を信条とし、その実践に努める。3 教育研究の基本〜理論と実際の統合を図り、学問と生活の融合を重んじ、教育と研究に努める。
【所在地】
〒814-0198 福岡市城南区別府5-7-1
TEL.092-851-2531(代表)
【URL】http://www.nakamura-u.ac.jp/
【設備・施設】
情報処理センター/行動実験室・観察室、電子顕微鏡室/図書館/薬膳科学研究所/健康増進センター/学生ホール/学友会館/留学生宿舎
【学部学科】
〔栄養科学部〕栄養科学科 
〔人間発達学部〕人間発達学科 
〔流通科学部〕流通科学科
>【大学院】
〔栄養科学研究科〕
栄養科学専攻(博士前期・後期課程)
〔流通科学研究科〕
流通科学専攻(修士課程)
〔人間発達学研究科〕
人間発達学専攻(修士課程)
【短期大学部】
食物栄養科/家政経済科/幼児保育科

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