2006年3月号90ページに掲載
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九州・沖縄ホテル特集2006

唐津シーサイドホテル

世界でオンリーワン絶景、名勝のホテルが
国内外の多くのファンを魅了


「最も唐津らしい景観」といわれる眺望が自慢
 広大な唐津湾の海と、長さ5キロにおよぶ松林の美しい海岸線に象徴される虹の松原は、日本3大松原の1つ。古くは初代唐津藩主の寺沢志摩守が防風、防潮のために植林したのが始まりといわれる。この風光明媚な絶景の地に唐津シーサイドホテルがある。
 同ホテルが開業したのは70年前。戦前の第3次ホテルブームといわれた昭和11年、唐津観光開発のシンボル、九州のホテルの草分けとして誕生。当時は上海、香港からの外国人の避暑地として賑わったが、その後も、皇室や竹下登、松下幸之助、美空ひばりといった政・財・文化の各界著名人、海外ではマリアカラス、ジャックマイヨールなど有名人が訪れ、多くを魅了してきた。雄大な万葉の海を忘れられないオールドファンが思わず2度、3度と訪れる、世界でオンリーワンのあこがれの景観は、今もそのままである。

 この唐津市最大級のホテルは西九州一帯をエリアとする名門・昭和グループが母体。「コミュニティー&リゾート」をテーマに「くつろぎと安らぎの空間」を提供、地域密着と遠来客の集客を図っている。ホテルの中核をなす西館は平成9年に新設されたもので、その特長は全室がオーシャンビューという客室。最小でも47平方メートルというゆとりの広さで、バスルームからの海の眺めがこたえられない。2階和食レストラン「松風」は、横いっぱいに広がる大窓から唐津湾を見渡せるので周辺の景色と一体感があり、都会の喧騒を逃れて絶大な人気を集めている。1000人を収容する大宴会場「虹」をはじめ和式、洋式の個室や宴会場もそろえる。東館の和洋中レストラン「月波楼」、大宴会場「羽衣」からも海が見え、料理は呼子のイカなど地元の旬の食材をふんだんに使う。また、人間国宝(12代目)である中里太郎右衛門の唐津焼ギャラリーを設け、来館者の目を楽しませている。

 福岡市営地下鉄に乗り入れるJR筑肥線や西九州自動車道などの整備により、年輩者を中心に福岡または近隣の佐賀方面からの来客が多いが、全国にファンがいるホテルだけに首都圏や関西からの利用者も少なくないという。屋外プールや目の前の海岸へ直接行けるので、夏はファミリーにもいい。地域で「結婚するなら唐津シーサイドホテル」として定評がありハード、ソフト共に充実したサービスが来訪者を待っている。

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