2006年2月号86ページに掲載
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イトーキ九州支社

 イトーキ(松井正執行役員西日本支社長)は1890年(明治23年)、伊藤喜十郎が大阪・高麗橋で「伊藤喜商店」として創業。その後、初めての支店を東京ではなく、福岡市博多に開設したのが1906年(明治39年)だった。従って、2006年は福岡市の支店開設100周年という輝かしい節目を迎えることになる。
 創業当初は発明特許品や輸入品の普及専売という、当時としては独創的な業種であり、実業界の育ての親である渋沢栄一が創業にあたって自ら「伊藤喜商店」としたためた看板を贈ったことからも、この事業への期待の程がうかがえる。
 今日では一般的になったホッチキスやゼムクリップ、タイプライター、魔法瓶などの取り扱い商品は、当時としては聞くのも初めてなら、見るのも初めてという重宝な品ばかりであった。
 その後、取り扱い商品は大きく変わり、今日では総合オフィス家具メーカーとして、またファイリングシステムをはじめとする各種システムの普及、販売に力を入れている。現在、最も強化しているのがセキュリティー分野であり、(1)情報セキュリティー、(2)地震対策など、自然災害に対するリスクマネジメント、(3)人を中心としたビジネス環境におけるリスクマネジメント対策、の3つのステップからなるソリューション展開を拡大している。
 また、VOC(揮発性有機化合物)などの環境対策にも対応しており、オフィス家具に環境負荷の少ない再生材料を用いて、これにデザインや多機能性を融合するなど「人と地球にやさしい環境づくり」を目指す。オフィスの移転、リニューアルといったケースでも、計画全体を一元管理するプロジェクトマネジメントを駆使している。

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