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medical
九電工
特許取得の遠隔画像診断システム
専門医と医療機関を広域的にネット
河部 浩幸社長
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ネット・メディカルセンター
福岡市南区那の川1丁目24-1九電工
福岡支店ビル内
TEL.092-533-8866
http://www.nmed-center.co.jp
産学のベストフュージョン
九電工(河部浩幸社長)の医療ビシネスの中核を担っているのが、100%出資子会社のネット・メディカルセンター(NMC)である。会社設立は00年6月。そのNMCが手掛けるのが遠隔画像診断事業。医療機関からの画像データ(CT、MRI、眼底写真)をデータセンター(九電工福岡支店内)を経て、各地域の読影センターへ転送し、これを放射線科、眼科の専門医が読影。結果を電子ファイルの形で医療機関に返送する―システムだ。
医療機器は高速化・高機能化し、検査件数も増す一方。同時に画像診断における高い専門性が求められることにもなる。だが現実には専門医は不足しており、また医療費削減策により厳しさを増す医療機関経営を反映し、コストの観点から専門医を置けない医療機関が増えている。このためセンター方式による専門医の診断の必要性が指摘されていた。そうした課題を解決するため、医学界における九州大学と、インターネット関連分野への事業を展開している九電工が得意分野をベストフュージョンさせ、システム開発―事業化したのが、この遠隔画像診断事業。ネットワーク面を支える「医療画像読影システム」は九電工のオリジナルであり、特許を取得している。
転送されてきた画像を読影センターで読影する専門医
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現在契約している医療機関は、九州、沖縄全県、それに九州域外も含めた112機関、累計読影検査数は約32万件に上っている。また読影センターに転送されてきた画像を読影しているのは九州、佐賀、長崎、宮崎、琉球5大学の放射線科、眼科の専門医である。現在、NMCは中期経営計画を推進中で、最終の07年度には契約医療機関を200まで増やすことにしているが、遠隔読影システムソフト、関連機器のレンタルをはじめ運用支援サービスするASP事業にも力を入れる計画。さらに今後ニーズの高まりが期待されるのが眼底写真の遠隔画像診断。眼底検査は動脈硬化など成人病を早期発見する手法の1つであり、予防医学の観点からも重視されてきている。健康診断時に実施されるケースも増えていることから遠隔画像診断のニーズも高まると見られている。
一方、基金2億円のうち九電工が1億2000万円を出捐して設立したのが財団法人医療・介護・教育研究財団。同財団は今年4月、指定管理者制度によって、福岡県立精神医療センター太宰府病院の管理・運営を受託した。医学部を持つ福岡県内の九州、福岡、久留米、産業医科の全大学とも連携しており、全国的な注目を集めている。
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