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物流未来
ニシヒロ
船便でスローなロジスティクスを提案
スルー型とストック型も組み合わせて効率化
西尾史郎社長
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NISHIHIRO
福岡市東区蒲田2-38-20
TEL.092-691-6118
FAX.092-691-6191
URL http://www.2416.jp/
「急がない」輸送でコスト、環境に寄与
九州自動車道・福岡I・Cに近い建設中のニシヒロ物流センター。
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コスト削減の時代に合った多彩な運送便や物流基地を展開するニシヒロ(福岡市)は、商船三井フェリーと提携した船便(博多ー東京間)とのモーダルシフト「スローなロジスティクス」を年内にも開始する予定で、コストと環境対策でメリットが出る新サービスとして注目される。
これは「急ぐばかり」の運送に対する逆転の発想から生まれたサービスで、必要以上に速く運送すると、その分運送中の燃費を浪費するばかりか、排気ガスなど環境にもマイナス。商品の輸送すべてが急を要するわけではなく、ある程度の時間はかかっても納期さえ守れば問題がないような商品は、意外と多く存在する。そこに着眼したのが同便で、出荷後4日間で先方に入荷、将来的には陸上輸送と同じ2日間に短縮することも想定する。「最大30%のコスト削減効果がある」(同社)という。
保管、流通を併用する物流センターを開設
さらに、九州に入る貨物の2次配送拠点として、福岡市東区の本社近くに同社2カ所目の「ニシヒロ物流センター」(1期、2期延べ床面積約1万7000平方メートル)を10月末に竣工(2期は来春着工予定)。
九州での配送を中継する商品によっては、従来からストック(保管)型とスルー(流通)型の2タイプがあるが、同センターではこの2つを併用して物流倉庫を効率的に運営する「ハイブリット物流」を開始する。トラック1台を複数のユーザー企業にスペース貸しして「割り勘」で運送する「ダイエット便」のトランスファーステーションも併設。台風や地震などの災害時に地域が分断された緊急時には、ある程度の商品ストックが必要になるのでスルー型のストックにも便利。スローなロジスティクスと組み合わせれば一層効果があり、同社では得意先の要望に応じて柔軟に対応していく考え。すでに建材系2社が契約しており「従来に比べて、かなりのコスト削減が可能」と同社は潜在ニーズの掘り起しに積極的だ。
同社は九州各地の運送会社と連携して「全国どこからでも一度の中継で一貫輸送」、九州一円の物流を一手に担っている。先行するダイエット便も貸切便などに比べてコスト削減に貢献し大変好評で、西尾史郎社長は「通常ではできないことをカスタマイズすれば必ずできる」と自信を深めている。業界成長株の多角的な提案に、ユーザーの期待は一層膨らみそうだ。
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