2005年9月号124ページに掲載
▲扉に戻る

大手損保トップ3

三井住友海上火災保険

「チャレンジ10」で世界トップ水準の保険・金融グループヘ


5期連続増収の好調な企業業績

西田秀治・執行役員九州本部長とスタッフ
 04年度決算で大手損保が減収となる中、三井住友海上火災保険は5期連続(新会社創立前を含む)で増収を果たしたのに加えて、事業費率の改善、運用利回りトップの維持といった成果も挙げ、600億円を超える当期純利益を計上。さらに国内損保における正味収入保険料増収率で第1位を達成した。
 この勢いを背景に同社は、2010年をターゲット年度とした長期ビジョン「チャレンジ10」、ならびに05・06年度を対象とした新中期経営計画を策定。長期ビジョンでは、グループ各社がより一層『ビッグ、ストロング、グッドカンパニー』となり、2010年におけるグループトータルの利益水準をほぼ倍増させ、『世界トップ水準の保険・金融グループに成長』することを目標に掲げている。
 また、2010年までの6年間を3つのステージに分け、その第1段階となる05・06年度中期経営計画を「チャレンジ10“ステージ氈iワン)”と命名。このステージでスタートダッシュし、目標へ向けて同社グループの将来を支える事業基盤を創っていく。

九州・沖縄が会社全体を牽引していく

 九州本部も好調。03・04年度の中期経営計画で増収率、マーケットシェアアップ幅共に大手損保中でトップとなり、マーケットシェアも15%台へ。こうした中で同本部でも「『チャレンジ10』を目指し、『会社をリードするNo.1ブロックへ!』をスローガンに、全社員挙げて取り組んでいる」(西田秀治・執行役員九州本部長)。
 特に、“ステージ氈hの九州本部版とする05・06年度2カ年実行計画を策定し、大幅なマーケットシェアアップの実現や以前から人保険に強い九州の確固たるポジションの確立など、さまざまな独自戦略を盛り込んでいる。
 主力の自動車保険では、満期時に満期払戻金が戻るタイプの自動車保険「もどリッチ」の商品性を一段とアップし、「NEWもどリッチ」として今年4月1日から発売を開始。さらにこの8月からは従来の自動車保険「MOST」の補償を拡充し、ワンランク上質な「MOSTファーストクラス」として新発売。より顧客ニーズに応じた自動車保険の商品ラインアップが完成した。
 また、台風、地震などの天災対策に万全を期すため、損害サービス体制の強化や火災保険・天候デリバティブ・地震保険といったリスクカバーの提供、普及に注力、お客さま満足度を高めている。
 一方で積極的な取り組みをしているのが、CSR(企業としての社会的責任)活動。「今日の社会では法令・ルールを遵守し、高い倫理観に基づいた事業活動の遂行が不可欠。当社では全社員が常に『行動憲章』を携帯、企業文化としての定着・浸透に努めている」と九州では西田執行役員本部長が自ら先頭に立って指揮を執り、海岸クリーンアップ活動に参加するなど、社会貢献活動にも力を入れている。
 「九州・沖縄の皆さまにいかにご満足頂ける商品・サービスをご提供していくかが不変のテーマ。そのためにはお客さまから強い信頼を得ている各地の代理店の皆さんとより力を合わせ、さらなるお客さま満足度向上を目指したい」考え。

▲扉に戻る
●ご意見・ご感想・情報提供はこちら
  (尚、無記名・連絡先のないメールは削除されます)