2005年9月号122ページに掲載
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大手損保トップ3

損害保険ジャパン

佐賀に700人規模のコールセンターを開設


中経で全目標達成見込み

亀山和則・常務執行役員九州第一本部長とスタッフ
 02年7月1日に安田火災、日産火災が合併して新たなスタートを切った損害保険ジャパンは、同年12月には大成火災も加わってさらに規模を拡大、05年度は新スタート後に策定した中期経営計画の最終年度、総仕上げの年となる。
 「おかげさまで収益目標をはじめとしたすべての指標値を達成できそうな見込み」(亀山和則・常務執行役員九州第一本部長)であり、台風などの自然災害による支払いが突出しない限り、あらゆる分野での目標達成が見込まれる好調さである。
 大ヒット商品となったニーズ細分型自動車保険『ONE―do』は、今年1月から「人身被害事故目撃情報収集費用等担保特約」(業界初)など3つの特約を発売し、商品内容をさらに充実。
 急速にニーズが高まっている医療保険マーケットに新風を吹き込んだ、終身医療保険『Dr・ジャパン』も昨年6月末の発売以来、順調に伸展している。また、近年企業において特に重要な経営課題となっている、個人情報保護に関連した保険が、個人情報保護法の全面施行などを背景に一段と伸びている。

歴史的にウエート高い九州

 九州では今年4月に機構改革を実施。それまで福岡、佐賀、長崎、大分、沖縄をエリアとする九州本部と熊本、宮崎、鹿児島の南九州本部とに分けていたのを、福岡と佐賀の九州第一本部、他を九州本部としたもので、九州に限っての機構改革でもある。
 「当社にとって九州は、歴史的に見てもウエートが非常に高く、全国のブロックの中でも最大規模。その収入保険料の約半分を福岡、佐賀で占めており、より強化していく」のが大きな狙いの1つである。
 その佐賀には、来年コールセンターの開設を予定している。今年4月12日に佐賀県、佐賀市と同社との間で進出協定を締結したもので、約300ブースの規模を有する県内最大、また同社にとっても最大のコールセンターとなる。
 同センターでは、顧客からの自動車保険など同社保険商品に関する契約内容の照会や新規加入に関する問い合わせ対応業務等を行い、顧客サービスの向上に努めていく。
 社内的には、顧客対応業務を集中化するとともに、代理店支援機能の一部をこのコールセンターが担うことにより、業務の効率化と顧客対応力の強化を図る。
 まず06年度上半期に100〜150ブースで業務を開始し、以降順次拡大をして、07年度末をめどに最大で300ブース体制にしていく。オペレーター要員は06年中に約300人の現地採用を予定しており、最終的には700人規模の体制としたい考え。また同社では、CSR(企業の社会的責任)の観点から地域との共生に努め、地域経済の発展に貢献することを目指している。
 「九州では非常に多くのお客さまにご契約頂いており、その分、災害時などにはお支払いも多くなるが、そうした時のための損保会社であり、保険に入っていて本当に良かったと思って頂けるような会社にしていきたい」との思いで全社員が取り組んでいる。

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