2005年9月号96ページに掲載
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特集 総合エネルギー企業 九州電力

自由化対応のベースに盤石の安定供給体制

九州電力の 新 副社長 田中 征夫氏

 電源のベストミックスによる電力の安定供給が最大の使命とはいえ、「365日・24時間、安定して供給し続けるのは並大抵のことではない。それには盤石の電源設備を常に確立しておく必要があり、それなくしては自由化に対応していくのも難しくなる」とする。そのためには、グローバル化という時代の風を読み切ったうえでの、ベストミックスの一段の進化があり、一方では同社が長年にわたって培ってきた技術力の継承が不可欠となる。田中氏はそこに視点を据え、自由化対応に邁進する松尾社長を補佐していこうとの心構えである。
 宮崎県佐土原町出身。宮崎大工学部の卒業で、1963年九州電力に入社するまで宮崎を離れたことがなかった。九電入社後はほぼ土木畑一筋。99年理事土木部長、01年常務を経ての副社長昇格である。この間、玄海原子力発電所3.4号基、苓北発電所、小丸川発電所など、原子力、石炭火力、それに水力(揚水)といった、同社のそれぞれの主力発電所の建設に携わってきた。「だが、いずれも建設を軌道を乗せるまでで、完成を見届けていないのが、いささか残念」と語る。また「土木部門だからといって、建設作業にだけ携わっているわけではない。建設に入るには地域の理解、協力が必要であり、それに2、3年はかかる。地域の方々との触れ合いは貴重な経験だった」という。
 趣味のゴルフはハンディ12。64歳。

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