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サダマツ
販売力と商品企画力の融合・相互補完で九州・沖縄から全国へ羽ばたく
前身は大村市で「町の時計屋」
接客を科学し培った販売力
貞松 隆弥社長
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現在では宝飾品販売業を中核事業とする 「(株)サダマツ」(福岡市、貞松隆弥社長)は、長崎県大村市で大正9年創業の「貞松時計店」が前身。長崎県のみの出店であった同社に転機が訪れたのは93年。沖縄のショッピングセンターで、偶然好立地が空き、そこに出店したのがきっかけ。沖縄での成功は業界でも話題となり、日経新聞の一面でも取り上げられるほど売り上げを伸ばした。現在、関西、九州・沖縄を中心に40店舗を展開。宝飾品販売業を本格的に始めてわずか12年だが、年間47億円を売り上げる企業へと成長。02年には悲願であったジャスダックに上場も果たした。
同社のジュエリーブランドは「ビジュソフィア」、「ビジュソフィア クラッセ」、「ビジュソフィア ファミ−ユ」の3タイプで、購買層や商圏に合わせて店舗を展開。若い母娘のファミリー層をターゲットにした「ファミ−ユ」は、郊外型大型ショッピングセンターで展開し、同社の主力業態となっている。幅広い店舗形態が安定的に収益を伸ばす要因といえる。
また、国内で9社のみの取り扱いであり、テレビCMでお馴染みのダイヤモンドジュエリー「トリロジー」は、「過去、現在、未来」を表すスリーストーンの自社オリジナルである。これらに代表される同社の商品は高いリピート販売率を誇っているのが特徴だが、貞松社長は「当社の強みである販売力に尽きる」と胸をはる。さらに「接客を科学すること。具体的にはベテランも新人販売員もやるべきことは同じ。お客さまがご購入に至らなくても、どこまでご購入に近づける接客ができたのか。お客さまの基本情報をデータベース化する徹底した情報管理はもちろん、次はいつごろ、何が欲しいのかという未来情報も把握することが重要」と続ける。
東京の同業他社を完全子会社化
両社の強み融合で全国展開へ
ビジュソフィア イオン宮崎店
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今年5月16日、首都圏中心の店舗展開で商品企画力に定評のある同業の「(株)ヴィエール」(東京都)を完全子会社化。サダマツの強みである販売力を軸に、百貨店・ファッションビルでの実績を持つヴィエールの商品企画力を融合させ、相互補完にて絶大なる波及効果を生み出すのがねらい。新たに首都圏中心の38店舗(関東35、関西3)が加わり、店舗数は78店舗へと一気に拡大。連結売上高は70億円になる見込みである。同社長は、「商品や店舗展開の面で当社には無かったバリエーションが増える。直近の3カ年でさらなる全国展開を進めていき、連結売上高100億円を目指す」と並々ならぬ意欲をみせる。
同社はきらめき輝くジュエリーのごとく、さらなる経営体質の強化にも努める。
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