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力の源カンパニー
国内外で積極的な展開図る すべての食に通じる総合粉食産業へ
今年10月で創業20周年
年商60億円達成は確実
河原成美社長
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福岡市中央区大名の路地裏に一号店が開店したのは1985年10月。それから20年の歳月を経て、「博多一風堂」という屋号は全国区へと成長した。「力の源カンパニー」(福岡市、河原成美社長)は、ラーメン事業を中核に飲食・コンサルティング・商品開発という4事業の相乗効果による「総合粉食産業の創成」に挑戦し続けている。2004年12月期決算は売上高54億円で前の期比104%と順調に推移。業績の好調さは今期も続いており、目標に据える創業20周年で売上高60億円の達成は確実。創業25周年(2010年)までの売上高100億円達成を目指している。
北陸地方1号店として今年5月27日開店した「博多一風堂 金沢香林坊店」(石川県)
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「博多一風堂」は、今年に入って以降6月までで、東京23区内8軒目、関東エリアでは11軒目となる「上野小路店」(1月)、大阪3軒目、関西5軒目となる「なんば店」(4月)、北陸初進出となる「金沢香林坊店」(5月)がオープン。店舗数は28店となった。また、飲食事業では7月7日、福岡市中央区今泉に麺酒家「博多五行」が開店。店名のルーツである木火土金水(もっかどごんすい)をテーマにした“ラーメンの新しい楽しみ方を提案”する同店は、東京・西麻布、京都の本店機能も併せ持つ。同社では05年下期で4〜6店舗の新規出店を計画する。ほかにも、「ヌードル&スイーツ」の「虎的麺厨房(タイガーキッチン)」、「いちゃりば兄弟(ちょーでー)」(=一度知りあえば皆友達)をコンセプトとする「行集団四朗商店」と、個性的かつ独自性に富んだメニューが味わえる店舗は多くのファンを魅了してやまない。
中国市場の拡大狙い
「享食78」を7月オープン
2000年6月、中国・上海市に「Big Apple」をオープンし、同国への進出を果たした同社。現地企業と合弁会社を設立し、04年2月に現地ブランド「78(チーパ)一番ラーメン」を開店して以降、現在までに6店舗を構える。一方で、「78以上にラーメンを中心とするメニューを楽しんでほしい」(河原社長)との思いから7月8日、「 享食78」としてリニューアル・オープンした。河原社長は、「中国の市場性とビジネスの特性を知り得た今年が、中国における新たなスタートの年になる」と位置付ける。
同社の海外展開はアジアだけではない。すでに米ニューヨーク進出に向けて動いている。年内にはで現地法人を設立、創業記念日の06年10月16日のオープンに向けて着々と準備が進んでいる。
「総合粉食産業はすべての食に通じるだけに、非常にすそ野が広い」。河原社長は今年からの3年間を、「本格的に事業の定着を図る前段階、つまり基礎固めの時期」ととらえる。従業員との経営理念の共有化も図りながら、さらなる事業展開の可能性を探る方針だ。
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