▲扉に戻る
田苑酒造本年度の熊本国税局鑑評会で「優等賞代表」を受賞 さらに技術力磨き新商品を積極投入ブームに踊らず品質第一を貫く
同社は鹿児島県の焼酎メーカーでありながら、製造比率はおよそ麦焼酎81%、イモ16%、米3%の割合となっており、なかでも長い歴史の中で大切に守られてきた麦の長期貯蔵酒は同社の財産といえるものだ。ホワイトオークの樫樽に貯蔵された原酒から造られる麦焼酎「田苑ゴールド」は同社の代表的商品であるとともに、これまでの焼酎のイメージを一新させた高付加価値焼酎の先駆的な商品だ。ほかにも南薩摩産のコガネセンガンを原料に使用したイモ焼酎「田苑いも」、黒麹菌を使用した「田苑黒」をはじめ米焼酎「田苑米」などさまざまな商品を取り揃えている。 本格焼酎はここ数年、異常なまでのブームであり、工場新設や増設に踏み切るメーカーが相次いだが、「適正な企業規模を維持した健全な成長」を社訓に掲げる同社は決して無理せず、あくまで品質本位で付加価値の高い商品を提供し続けることに徹している。有川社長は「こだわりのイモ焼酎が伸びることで、イモ焼酎全体が押し上げられ、バブルに近い感があった。しかし黙っていても売れる時代は終わった今、古酒を生かした独自性溢れる商品を提供したい」と意欲を燃やしている。 もろみ酢などの2次製品も好評
こうした焼酎造りにおける高い技術力を生かし、新製品開発にも積極的だ。産学官で共同開発した「もろみ酢」は一昨年の発売以来、着実にファン層を拡大。一般のもろみ酢に比べクエン酸やポリフェノールを多く含んでいる上、酸味も強くなくサツマイモの甘味もあることから九州発のブランドとして注目されている。また工場に併設された焼酎資料館では毎年2回、クラシックコンサートを開催。27回目となる今回も多くのファンが集い、焼酎を味わいながら音楽を楽しんだ。 | |||
|
▲扉に戻る ●ご意見・ご感想・情報提供はこちら (尚、無記名・連絡先のないメールは削除されます) | |||