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西部日本エンタープライズ
事業の4本柱が堅調に推移 ホテルと介護施設の賃貸が始動
“創造と破壊”で好調を堅持
第1号ホテル06年3月開業
手島貞勝社長
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1969年の創業以来(前身は西部日本開発)、一慣して事業発展のキーワードに据える“創造と破壊”。これを着実に実践しながら安定した収益構造(2004年度の経常利益5億6000万円)を堅持しているのが「西部日本エンタープライズ」(福岡市、手島貞勝社長)だ。
同社の事業は4本の柱で構成されている。「ビル賃貸」「宅地造成および住宅販売」「住宅・マンションリフォームと緑化事業」「航空機、コンテナなどのリース」である。各事業は何れも順調に推移しているが、ビル賃貸事業では新たに加えたホテル建設が着々と進行している。同ホテルは、全国大手ホテルチェーンの東横インと業務提携。熊本市中心市街地という好立地条件の場所(約3300平方メートル)に11階建て、客室200室、駐車場50台を完備する。06年2月には完成、オープンは3月1日を予定する。今後もビル賃貸事業は、スクラップ&ビルドにより時代のニーズにあったものへと転換、再構築を図っていく方針だ。
発祥の地・富士見が丘に
高齢化社会対応施設を開所
ビル賃貸第1号となる東横インは熊本市中心部に2006年2月完成予定
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介護ベッドや車いすのレンタルなど、急速に進む高齢化社会に対応する諸策を実施してきた同社。その一環として今年9月、介護施設付き有料老人ホームに診療所が併設する施設の建設に着手する。建設予定地は、大分市南西部にある「人と自然の調和」を目指し開発された約2800戸、8100人が居住する街「富士見が丘ニュータウン」。
約120万平方メートルという広大な街のほぼ中央部、3300平方メートルの敷地に、周辺部に植栽を施し、中庭も整備するなど人と自然との調和に配慮した癒やしの空間が登場する。介護施設付き有料老人ホームは3階建てで、ショートステイ用10室を含む全60室を完備。併設する診療所は2階建てで、民間病院と提携。施設内容も理学療法室や機能訓練室など高い機能性を備える。柔軟かつ斬新な発想で付加価値を創造してきたスタンスがここにも垣間見える。培ったノウハウは今後、建設を検討中の福岡へも転換する方針だ。
前出のビジネスホテルと介護施設の完成により、同社が展開する賃貸ビルは25棟、敷地面積は約8万2500平方メートルとなる。
さらに「企業が永続的に発展するため」(手島社長)重点項目の1つに据えるのが、優秀な人材の発掘および育成。昨年、会長に就任した中脩治郎氏と二人三脚で「時代に適合した創造を手掛けることができる人材の育成に傾注したい」(同)とする。
西部日本エンタープライズは今後も、創業時の精神はそのままに、中長期的な視野から時代に即応した事業を展開することで、安定した収益構造の維持に努める。
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