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正晃
社員一人ひとりを大切にする ヒューマンカンパニーとしてさらなる前進
売上高302億円を達成
多くの柱が会社を支える
印 正哉社長
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「厳しい経営環境下にありながら、売上高300億円を突破できたのは社員の頑張り以外の何ものでもない。今後もエリア拡大、取扱商品の拡充など伸ばせる余地は十分残っており、さらなる発展を続けたい」ー。研究・医療用試薬品の総合商社・正晃の印正哉社長は04年度をこう総括する。
同社の04年度3月期決算は売上高302億円、グループを含めると350億円を達成した。300億円突破は02年度に続くものだが、印社長は「今回は試薬を含めた消耗品など細かな商品を地道に積み上げて作った数字だけに価値がある」と、その内容を高く評価する。
同社の売上構成は臨床検査薬、医療・理化学機器類、消耗品、一般試薬、工業用試薬、情報ソフトなどから成るが、印社長が就任した91年当時は臨床検査薬、試薬が中心で、売り上げも現在の3分の1の約100億円。いずれ医療費抑制による診療コスト削減、地方の研究施設の予算削減など経営環境が厳しくなることを予測した印社長は営業エリア拡大、取扱商品の拡充を決断。新たな手を次々に打っていった。
正晃の本社ビル
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まず営業エリア拡大については95年に沖縄、01年には宮崎のディーラーを買収。当時、売上高約18億円だった宮崎のトーアサイエンスは現在、約40億円規模になっている。また02年に開設した東京営業所は現在、約8億円の売り上げを確保。当初3人でスタートしたが、今では14人体制となり、支店格上げを目指し、首都圏における販路をさらに拡大している。ほかにも04年に長崎営業所を開設するなど全九州、沖縄、山口、関東をカバーする体制を整え、さらに広島など西日本地区での営業エリア拡大を視野に入れている。
また取扱商品の拡充については理化学・医療機器類の販売が約60億円となり、会社を支える大きな柱へと成長した。販売にあたっては社員自らが機械を分解し、その仕組みを十分理解した上でメンテナンスも行うなど顧客と徹底したコミュニケーションを図ったことが、着実な顧客開拓につながっている。
オリジナルソフトにも注力
広域事業所を設置
正晃ではさらに新たな事業の柱を構築すべく昨年、「心臓エコー画像解析ソフト」を自社開発した。これは画像を平面ではなく3Dでより立体的に見るソフトで、多方面から高い評価を得ている。すでに九州はもとより国内各地、さらには中国、東南アジアなど海外からもかなりの反響があるという。そのため本社内に「広域営業所」を新設。全国ネットでの販売強化を行っていく考えだ。
ほかにもモズクから抽出した「フコダイン」を健康食品として発売するなど、さまざまな分野に進出しており、飽くなき挑戦を続けている。
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