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カンサイ
設備の総合商社として着実に進展 人材登用とシェアアップに営業所開設推進
電設資材卸で九州最大手
02年にCIを実施、総合設備へ
忍田勉社長
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1954年の会社設立以来、電設資材を核とした総合商社として着実に伸展。現在ではグループでの売上高が約180億円で、九州全域をカバーする同業界地場最大手であるカンサイ(福岡市、忍田勉社長)。
02年に現社名への変更をはじめとしたCIを実施し、電設資材販売を核としながらもその枠を越えた、“設備の総合商社”としての方向性を明確にした。それとともに取り扱う商品も、建材やエレベーターなどへと広がり、電気分野にとどまらない、水まわり関連の複合商品やシステム商品などにまで及んでいる。
また一方で、設計、商品導入、メンテナンス、省エネといった電気設備に関するあらゆる要望に応え得る体制を整備。こうした一連の取り組みから販売チャネルも、主力の電気工事店から設計事務所や工務店、デベロッパーなどへと拡大している。
さらに04年にはニック事業部を設置。これは同社が持つ設計・アイデア・デザイン力とさまざまなメーカーの技術力を融合、コラボレーションしながら新ブランド「NIC」商品として展開を図っていくもので、いわば“工場を持たないメーカー的な立場”である。
既にシャープとの協力開発で実現した「プラズマクラスター付レンジフード」や同じく「生ゴミ処理機」が誕生、博多発のオリジナルブランド商品として展開しており、東京オフィスも開設して、首都圏での営業もスタートさせている。
25回目迎えた“カンサイフェア”
キッチンなどの水まわり商品も
「今期は成長してきた若い社員の登用とシェアアップを図るため、新たな営業所の開設に注力する」(忍田勉社長)考えで、4月に熊本北営業所、6月には長崎営業所をオープンさせた。これで九州域内に25カ所の営業拠点を網羅、さらに今後開設を進めてより密度を高めながら、顧客の拡大とそのニーズに応えていく。
すっかりおなじみになったカンサイ、アトム、三葉電気工業のカンサイグループ挙げての年に1度の大フェアも、今年で25回目。今回は“快適”をテーマに、オール電化設備・機器、快適家電、最新の環境設備など、先行く快適ライフを実現するカンサイの取り組みを、一堂にラインアップして提案する。
これらの中で特に目を引くのが、TOTOとサンウエーブが出展しているキッチンやシステムバス、洗面化粧台といった水まわり商品。いずれも同社との間で代理店契約を結んだもので、電気商品が並ぶ従来のフェア会場とは様変わり。
「こうした大手住設メーカーとの提携なども含め、“設備の総合商社”としての歩みが着実に進展」している。
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