2005年7月号172ページに掲載
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IR 2005

イフジ産業
     ジャスダック 銘柄コード2924

液卵ベンダーの使命を全うし、V字型回復に道筋つける

藤井徳夫社長

〒811-2312
福岡県糟屋郡粕屋町大字戸原200-1
TEL.092-938-4561

http://www.ifuji.co.jp

過去5年間での鶏卵相場の推移を見ると、風評被害によるダメージがいかに大きかったかが、鮮明だ。

 イフジ産業(福岡県粕屋町)の2005年3月期決算は、「企業の基礎体力と液卵ベンダー(納品業者)としての社会的使命とを実感し、また、実行した」内容となった。
 液卵とは鶏卵から中味を取り出したもので、主にケーキやクッキーなどの菓子、あるいはかまぼこやちくわなどの練り製品の材料として広く使われている。当社の武器は「鶏卵の需供調整機能」にある。当社は全国500軒程の養鶏場と契約。鶏卵の消費が減退する5月から9月に大量に買い付けて凍結卵を製造し、液卵の需要が増加し鶏卵相場が上昇する10月から12月に、その凍結卵を販売する。
 04年は 年初に「鳥インフルエンザ」が発生し、その再発を懸念して、ひなの導入が抑制され、鶏卵の生産量は減少した。その結果、鶏卵の価格はキログラムあたり年初の85円(全農東京M基準価)から年末には3倍以上の275円(同)まで跳ね上がった。当社においても、原料の手当てが非常に厳しい環境となったが、安定供給責任を果たすために仕入先の協力も得ながら、さしあたって買い付ける「当用買い」による原料手当てを行い、お客様への納品については、欠品を起こすことはなかった。このような当社の姿勢に対して、お客様からは高く評価していただき、信頼関係を強化することができた。これからは、鳥インフルエンザの発生がなければ、鶏卵相場は、少しずつ落ち着きを取り戻してくるものと思われる。04年は新規開拓も控えざるを得なかったが、SOHO(在宅勤務)による営業態勢も充実してきており、市場シェア15%の獲得を目指して販売量の拡大を行い、V字型回復を図りたい。

決算情報


《会社設立年月、決算期、事業内容、従業員数》
1972.10月 、3月、製パン・製菓子向けの液卵の製造・販売、93人

《上場年月、主幹事証券会社、メインバンク、監査法人》
2001.8月、野村、福岡、みずほ、中央三井信、トーマツ

《業績》
    売上高 営業利益 経常利益 当期利益
01.3  7,383  604   539   294
02.3  7,273  691   636   345
03.3  7,550  715   667   369
04.3  6,940  801   771   433
05.3  8,956  134   127   127
06.3  9,566  524   500   275(予想)

《決算データ》
(05.3月)1株あたり当期利益(EPS)22.87円 1株あたり配当10.00円 株価収益率(PER)32倍 配当利回り1.4% 05.3月現在→発行済総株式数5564千株

《株主上位5社、役員名》
05.3月現在→持株数、持株比率の順/藤井徳夫138(24.4)藤井宗徳64(11.5)藤井泰子57(10.2)藤井智徳27(4.8)宇高紫乃26(4.6)05.3月現在→(社長)藤井徳夫(常務)仁田坂功 、池田憲次郎(取締役)田中一彦、坂本勇、山村正幸(常勤監査役)貝島輝幸(監査)財部忠夫、酒井善浩

《収益構成、得意先、事業所》
05.3月中現在売上構成比率→生液卵82%凍結卵13%卵加工品3%その他2% 山崎製パン、敷島製パン、フジパン (事業部)福岡、関東、名古屋、関西

《株主優待》
100株以上  5 枚たまごギフト券(1枚100円)
1000株以上 20枚たまごギフト券(1枚100円)

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