2005年4月号143ページに掲載
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福岡大学

「学部教育に重点を置き、魅力あるカリキュラムを」

山下 宏幸学長
 今年2月、福岡市営地下鉄七隈線が開通し、福大前駅から本学へはエスカレーター、病院へはエレベーターで直結され、学生や教職員、公開講座を受講する方々、病院患者の利便性は格段に向上した。また福岡外環状線の工事、鳥飼・梅林線拡幅道路工事も進んでおり、立地環境の改善が本学への大きな追い風となることを期待している。

教育効果を意識しつつカリキュラム変更に取り組む

 学部・学科の再編については、07年度からは看護学科の開設や、06年度から薬学部を国家試験志望者のための6年制と研究志望者の4年制(プラス修士2年)の2学科制度に改組するなど、今後も本学ならではの特色を打ち出していきたいと思っている。
 大学は時代の変化や社会の要求に対し、積極的に応えていかねばならないと考えるが、あくまで教育研究機関であり、総合的人格を形成する場である。そこで本学では学部教育に重点を置き、(1)論理的な思考能力の修得(2)考えを論理的に上手に伝える能力の修得(3)人間としての良識を高める―などを目標に掲げ、必要な知識、能力、経験を身につけさせるため抜本的なカリキュラム変更を行う予定だ。また多様化する学生ニーズに対応する意味から、インスティテュート( IST)を設置し、各学部の教育研究を生かしながら新しい学際領域を切り開く教育研究のユニットとして位置づけたい。
 総合大学である本学はさまざまな形態のISTが想定され、学科の壁を低くした「学部内IST」、学部間連携による「理系IST」「文理融合IST」、9学部全てを包含する「総合系IST」などを検討している。さらに教育効果を高める意味から、エンロールメント・マネジメントを実施し、入学から卒業まで学生一人ひとりに合ったプログラムやサービスを提供していく予定だ。

教育の重点化とキャンパス構想

 本学はこれまで「特色ある教育」を実施している組織に対し、重点的な支援を行ってきたが、今後も教育効果が期待できるプログラムに対しては、引き続き支援を続けていきたい。また大学全体の士気を高揚するスポーツクラブの活躍についても、特定スポーツの重点強化を図っていく。
 一方、キャンパス整備については、新たに05年から向こう10年間の教育研究・医療環境の整備計画を提示する予定だ。教育・研究のみならず、学術文化、科学技術、スポーツの面においても「地域に開かれた大学」を目指し、人々を引きつける魅力ある大学へとしたい。


【理事長】 川合 辰雄
【学 長】 山下 宏幸
【創立年】 1934年
【建学の精神】
 「思想堅実」 「穏健中正」
 「質実剛健」 「積極進取」
【所在地】
 〒814-0180
 福岡市城南区七隈8-19-1
 TEL.092-871-6631
【URL】
 http://www.fukuoka-u.ac.jp/
【設備・施設】
図書館/研究推進部/総合情報処理センター/アニマルセンター/言語教育研究センター/RIセンター/資源循環・環境制御システム研究所/分子腫瘍学センター/都市空間情報行動研究所/高機能物質研究所/環境科学技術研究所/A棟/60周年記念館/国際交流会館ほか
【学部学科】
〔人文学部〕文化学科/歴史学科/日本語日本文学科/英語学科/ドイツ語学科/フランス語学科/東アジア地域言語学科 〔法学部〕法律学科/経営法学科 〔経済学部〕経済学科/産業経済学科 〔商学部〕商学科/経営学科/貿易学科 〔商学部第二部〕商学科 〔理学部〕応用数学科/応用物理学科/化学科/地球圏科学科 〔工学部〕機械工学科/電気工学科/電子情報工学科/化学システム工学科/社会デザイン工学科/建築学科 〔医学部〕医学科 〔薬学部〕医療薬学科/生命薬学科 〔スポーツ科学部〕スポーツ科学科/健康運動科学科
【大学院】
〔人文科学研究科〕史学専攻/日本語日本文学専攻/英語学英米文学専攻/独語学独文学専攻/仏語学仏文学専攻/社会・文化論専攻/教育・臨床心理専攻 〔法学研究科〕公法専攻/民刑事法専攻 〔経済学研究科〕経済学専攻 〔商学研究科〕商学専攻 〔理学研究科〕応用数学専攻/応用物理学専攻/化学専攻/地球圏科学専攻 〔工学研究科〕機械工学専攻/電気工学専攻/電子情報工学専攻/化学システム工学専攻/建設工学専攻/エネルギー・環境システム工学専攻/情報・制御システム工学専攻/資源循環・環境工学専攻 〔医学研究科〕人間生物系専攻/感染生物系専攻/病態構造系専攻/病態機能系専攻/病態生化学系専攻/社会医学系専攻 〔薬学研究科〕薬学専攻 〔スポーツ健康科学研究科〕スポーツ健康科学専攻 〔法曹実務研究科〕法務専攻

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