2004年9月号116ページに掲載
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大手損保特集

あいおい損害保険

本気と、勇気と、元気と、感動・希望・夢

谷口博・上席常務役員九州営業本部長




「トップラン」が非常に好調

 今年4月から児玉新社長体制となり、創業第二ステージを迎えたあいおい損害保険。「統合3年間で足元は固まったので、今後の最大課題は損生の増収を確実なものにすること」(谷口博・上席常務役員九州営業本部長)としている。そしてそのための活動指針として、(1)革新する強い意志と行動(2)攻撃は最大の防御(3)コミュニケーションとチームワークを挙げる。
 また、チャネル別の施策も充実、先の4月からは全国に19のプロ専管課を設置した。この課では現場のニーズを吸収して、保険販売指導・経営指導を行うと同時に、プロ代理店の経営基盤強化を図って、より一層の大型化を推進していく。モーター代理店の施策としては、サービスセンターが中心となり同社認定の優質な工場に事故車の入庫誘導を積極的に行い、顧客のCSを向上させる。一方で工場側には顧客紹介と受け止めてもらい、車検や車販の本業支援につなげていく。そしてトヨタ販売店には特化商品の「コンビにプラン」「あしながプラン」の一層の取り組み強化を図り、さらなる保険収益の拡大を目指す。また、販売店の保険業務改善を目指した「J特級」のフォローアップとチャレンジ指導を強めていく。
 主力商品では4月から発売を開始したリスク細分型新自動車保険「トップラン」が非常に好調で、九州地区でも2台に1台が「トップラン」になってきている。他社にない特徴を持つ保険であり、その1つが「思いやり特約」。これまでの自動車保険では、対人事故などで後遺障害を被った場合、障害の等級に応じた保険金を支払うのみであったが、被害者の中には事故のショックから心身機能回復が遅れる人も少なくなく、そういったリハビリのために必要な医療費や電動イスなど福祉機器の購入費用を負担するもの。
 また、10月には「対歩行者等傷害事故補償特約」を新たに加え、「思いやり特約」をよりグレードアップさせる。歩行者等の弱者を救済するため、被害者の過失部分を人身傷害保険の基準で補償するという画期的なもので、これによって被害者は治療に専念でき、交渉トラブルも激減するため、契約者や代理店の安心感を増幅させることができる。この「思いやり特約」に「対物差額修理費用担保特約」「弁護士費用担保特約」の3つを合わせて「スピード解決3兄弟」と呼称、契約者にアピールしている。
 リテール分野を重視して、積極的に商品も投入している。昨年1月から発売した「家庭総合保険」は「安い・簡単・便利」が好評で、昨年度だけでも収入保険料111億円(30万件)を確保した。また、昨年2月に発売した中小企業の建設業者向け「建設業総合保険」も大好評で、昨年度35億円(1万件)を販売するヒット商品となった。今年度は多種目販売推進に一層力を入れるとともに、人保険分野にも積極的に取り組んでいく。
 創業第二ステージの全社的スローガン「本気と、勇気と、元気と」に、九州営業本部は「感動・希望・夢」の言葉を追加、社員それぞれがこれらを胸に日々の業務に当たっている。また、本部長が委員長となって「CS委員会」を毎週開催し、「お客様の声カード」の内容を一つひとつ真しに受け止めている。リテール分野に特化する同社だからこそ、一人ひとりの「お客様の声」を日常業務の糧としている。

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