2004年9月号78ページに掲載
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特集 総合エネルギー企業 九州電力

九州通信ネットワーク QTNet

豊島令隆社長

福岡市中央区天神1-12-20
QTNetお客さまセンター
フリーダイヤル 0120-86-3727
本社Tel.092-981-7575
http://www.qtnet.co.jp

光ブロードバンドの付加価値を高める
新サービスが相次ぎ登場

 九州電力が目指す経営多角化で、総合エネルギー事業に次ぐ第2のコアとして位置づける情報通信事業。その中核的な存在が九州通信ネットワーク(QTNet、福岡市、豊島令隆社長)である。九州に根ざす地場通信業トップとして九電グループのネットワークをフルに生かす。急速に高まるブロードバンドニーズに応え、付加価値の高い新しいサービスを相次ぎ開始、注目を集めている。

光ブロードバンドサービスBBIQを九州主要地区で拡大

 ブロードバンドサービスの九州地区の加入者数が、今春100万件を突破した(九州総合通信局調べ)。同社が最も力を入れる光ブロードバンドサービス「BBIQ(ビビック)」の利用者も2万4000回線を超え、順調に拡大している。
 BBIQは上り下り共に最大100メガビットの光ファイバーによる超高速ブロードバンドサービスで、九州全県の県庁所在地とその周辺都市など、19市15町をエリアに展開している。インターネット接続、電子メールなどのプロバイダサービスや屋内の配線、機器などすべてコミで業界最安水準の料金を実現しており、一般世帯から企業まで幅広いユーザー層に好評だ。
 同社は、このサービスの特徴を生かし、高品質の個人・法人向けIP電話サービス(BBIQフォン)、遠隔地との映像通信サービスといった付加価値の高いサービスを相次ぎ提供開始している。

固定電話に代わる高品質のIP電話


 現在急拡大の様相を見せるIP電話は、すでに2002年末から「BBIQフォン」として展開してきた。今年4月には通話先を大幅に拡大し、料金も一段と安くしたことにより、ニーズが急速に高まってきている。
 さらに、6月からは法人向けIP電話サービス「BBIQフォン・オフィス」を開始した。BBIQ1回線でIP電話を複数回線利用できるサービスだ。
 九州内に支店などの出先事務所を構える企業や自治体などにとって、通信コスト削減などのメリットが大きい。

双方向の高速、大容量を生かした遠隔画像通信サービス


 同社は光ブロードバンドの最大の特徴である双方向の高速性を生かした付加サービスを次々と提供している。
 4月に始めた遠隔画像サービス「BBIQあんしんねット」は、自宅や店舗などにネットワークカメラを設置、利用者がいつでもどこからでも携帯電話やパソコンで、留守宅や店舗などの様子を見ることができ、防犯対策としても有効だ。
 また、7月には金融機関の店舗や公共施設などの窓口に来訪する聴覚障害者向けに、高画質のテレビ電話を利用し、手話通訳者を介して窓口対応することで、受け付け業務をサポートする「手話通訳サービス」を始めた。
eラーニングサービス
 さらに、8月には全国有数の合格実績を持つ学習塾の英進館(福岡市)の授業映像をオンデマンドで配信する「eラーニングサービス」をスタート。配信するのは同塾精鋭の講師による難関私立中学向け受験講座で、教育分野でのブロードバンド利用を本格化させるものである。
 このほか同社は、電力系コンテンツ配信サイト「BBitーJapan」を通じて、映像を中心とした3000タイトルを超えるコンテンツの配信を行っているほか、九州発の情報提供として福岡市を舞台とした映画やアーチストの情報配信などにも積極的に取り組んでいる。

プロバイダを選べるBBIQも登場

↑拡大して見る〈BBIQセレクト概略図〉
 BBIQは同社の光ファイバーネットワークとプロバイダサービスをセットにしたサービス。6月には他社プロバイダサービスが利用できる、プロバイダ選択型の光ブロードバンドサービス「BBIQセレクト」を始めた(サービスエリアはBBIQと同じ)。6月末にコアラ(大分市)と提携、順次提携先の拡大を予定している。

「お客さま第一」をモットーにサービスを充実、高度化

 同社は「お客さまの声を聞き、お客さまに喜んでいただくために」をモットーに、生活や地域に役立つサービスの提供に一段と力を入れている。
 同社には多くのユーザーから「情報通信手段が高度化したうえ通信コストが大幅に削減できた」など喜びの声が寄せられており、地域における情報通信分野での役割がますます期待されている。

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