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ニチリウ全社員が経営者の意識と「協業の精神」で、実績を築く業務のシステム化、効率化で37年間連続で黒字を達成
設立は1968年。日東花材と龍の合併(96年)で、現社名となるが、松本社長は物流拠点(甘木物流センター)のシステム化をはじめ、肥料や資材などの在庫管理や輸送の効率化を進め、37年間連続で黒字を計上した。 この偉業は「徹底的に現場に立ち続けて、スタッフの意識と実務の変革に務めてきた」(松本社長)ことの“開花”といえる。 まず、(1)全社員に、「会社の数字をオープンにした」。貸借対照表や損益計算書はいうにおよばず、全社的なカネ、モノの流れを見せて、会社の財務状況を明快に認識させた。 常に経営者の視線に立って、自社の現状を正確に把握。そこで、いま、どんな手を打つべきなのかを考えながら実務にあたる。「全社員が経営に“参加”。1人1人が事業家なのだ、という意識で」現実に対処する。
これを個人から課、部へとセクションごとに徹底し、さらには役員から経営トップまでスパイラル(らせん)状に拡大していく。 北九州市の福祉にも貢献「経営者賞」を一里塚として
さらに同社は、北九州市に全国初の知的障害者雇用施設を開設(第3セクター方式)するなど、地域福祉にも寄与度が大きい。先述の経営実績に合わせ、こうした活動も社会的に評価され、この4月には九州・山口地域経済貢献者顕彰財団(理事長、四島司・福岡シティ銀行特命顧問)から「経営者賞」(第31回、03年度)を受賞した。 ガーデニングブームや、観葉植物にいやしを求める気運が高まる中、堅調な園芸市場だが、表彰は「1つのエールであり、企業経営の一里塚」と受け止め、同市場に安定的な地盤を築いているところだ。 | ||||
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