2004年8月号96ページに掲載
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ジェイアール九州リーテイル

ICチップ搭載の携帯電話で決済サービス開始 am/pm出店加速で100店体制へ



am/pmがますます便利に ドコモ携帯電話で支払いOK

伊藤敏夫社長
 九州のエリアフランチャイジーとしてコンビニエンスストア「am/pm」75店を展開するのがジェイアール九州リーテイル(福岡市、伊藤敏夫社長)。7月上旬にNTTドコモが非接触型ICチップ搭載の携帯電話「おサイフケータイ」を発表したのに合わせて、これを利用した「iモードFelicaサービス」に参画した。
 新サービスは、am/pm店舗で商品を購入する際に携帯電話をレジにかざすだけで支払いが完了する。決済に使う電子マネーは同店舗などであらかじめ入金しておくプリペイド方式で、携帯が財布代わりになる。さらに「おサイフケータイ」に「Club apアプリ」をダウンロードすることで残高照会や購買連動型育成ゲームなどのコンテンツが利用できるほか、am/pmのEdyメンバーズクラブ「Club ap」に入会すればポイント制によるプレゼント応募、チケット先行予約などの特典が付く(入会費・年会費無料)。同社は好きな金額で何度でも入出金ができるという利便性で利用頻度を高め、ドコモ携帯利用者の購買を促進していく考え。

独自の商品開発で時代のトレンドつかむ

6月福岡県糟屋郡に開業したダイアモンドシティ・ルクルの「メリーメイズ」
 am/pmは、合成着色料や保存料などを使わない冷凍弁当「フローズンとれたてキッチン」や独自の高い品質管理基準をクリアした「あんしん二重丸」商品を販売するなど、コンビニでいち早く健康、環境志向を取り入れた。中でもJR九州リーテイルがテレビ番組とタイアップしながら独自開発した九州発の弁当「とれたてキッチン」シリーズがam/pm本部でも採用され、全国売り上げ3位以内に食い込んだ実績がある。
 8月上旬にはその第6弾で、昨年発売の人気があった「こんがりチーズのシーフードカレー」のリメーク版を、また首都圏で先行していた和風弁当「とれたて膳」を同下旬に発売する。前者は4種類のチーズでコクを増し具材もボリュームアップ、後者は厳選した自然食材で素材本来の味わいを引き出したこだわり弁当。
 また6月には、九州最大級のショッピングセンター「ダイヤモンドシティ・ルクル」にバラエティショップ8店目となる「メリーメイズワールド・ルクル」をJR主要駅以外で初出店、秋にはJR鹿児島駅ターミナルビルにも出店予定。伊藤敏夫社長は今後の展開に「大きな期待を寄せている」と力を込める。
 同社は今年度、主力のam/pmの出店を加速することで100店体制に拡大。同店のチェーンコンセプトをバックに、独自の商品開発と先進性のある決済サービスなどで時代のトレンドをつかみ、加えてJRグループ企業という信頼感が今後の展開にさらなる弾みを付けそうだ。

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