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田苑酒造独自の視点で焼酎造りを行い徹底して品質にこだわるあくまで品質本位 ブームに踊らない焼酎造りを貫く
古い歴史を誇る同社は、昔ながらの焼酎造りを継承しつつ、焼酎にクラシック音楽を聞かせるなど最新技術を取り入れたユニークな焼酎造りにも果敢に挑戦。トランスデューサー(音楽振動変換装置)から振動を与え、発酵や熟成を促す「音楽振動熟成システム」により、味に一段とまろやかさが増すという。なかでも「田苑ゴールド」は樫樽貯蔵の先駆的商品で、その琥珀色の焼酎はそれまでの焼酎イメージを一新し、焼酎を高級酒へと押し上げ、多くのファンを獲得した。ほかにも南薩産の新鮮なイモを原料に黒麹で仕上げた「田苑黒」はイモ焼酎ブームにも乗り、注文に追い付かないほど。こうした状況を秋吉宏俊副社長は「売り上げを追えば必ずそこに無理が生ずる。イモ焼酎は8月末から製造に入るが、造ったものはすぐに出荷せず、翌年の3月まで寝かせ、品質の安定を図る。伸び率を最大20%に抑えるのも、あくまで品質にこだわった商品づくりしか行わないという理念に基づいてのもの」と強調する。「田苑」は鹿児島県本格焼酎鑑評会、熊本国税局主催酒類鑑評会で「優等賞」を25年連続受賞するなど同社の高い技術力を証明しているといえよう。 高い技術力が生み出した黒麹造り「もろみ酢」
独自の視点から焼酎造りを続ける田苑酒造。徹底して品質にこだわる姿勢は多くの消費者から厚い支持を受けている。 | |||
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