2004年8月号82ページに掲載
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カンサイ

さまざまなメーカーとコラボレーション新ブランド「NIC」を展開



ニック事業部を設置 博多発オリジナルブランドを全国へ

忍田勉社長
 電設資材を核にした総合商社として着実に業績を拡大、昨年会社創立50周年を迎えたカンサイ(福岡市、忍田勉社長)は、近年“設備の総合商社”を掲げて、メインの電設資材販売から設計、商品導入、メンテナンス、省エネをはじめとした、電気設備のあらゆる要望に応え得る体制の整備を図っている。
 それとともに取り扱う商品も、建材やエレベーターなどへと広がり、さらに電気分野だけでなく、水関連やガス関連の複合商品、システム商品にまで及び、こうしたことで販売チャネルの方も主力の電気工事店から、設計事務所や工務店、デベロッパーなどへと拡大している。
 そしてこれらの動きを象徴するのが、今年設置したニック事業部。この新ブランド「NIC」(NEXT IMAGE COLLABORATION)は、時代が求めるニーズを先取りする商品を、同社の設計・アイデア・デザイン力とさまざまなメーカーの技術力を融合させ、コラボレーションを組んだ新コンセプトブランドの統一名称。いわば“工場を持たないメーカー”的な立場となるが、「地元百貨店の岩田屋さんが、かつて使用していたブランドに新たな息吹を吹き込んだ。博多発のオリジナルブランドとして全国へ広げていきたい」(忍田勉社長)考えである。

ティフ・ブレアを使用しながら灌水手間を大幅に削減した「K・T式屋上緑化」
 その第1弾商品がシャープとの協力開発で実現した「プラズマクラスターイオン付レンジフード」。給気と排気を同時にするので、窓を開けずに効果的な換気ができ、しかも「除菌イオン」が部屋に浮遊しているカビ菌を取り囲んで不活性化。さらにカビが繁殖する際のカビ臭さも抑え、ウイルスやアレルゲンに対しても同様の効果を発揮する。
 同じくシャープとのコラボレーションで生まれたのが「生ゴミ処理機」。生ゴミ投入口を天板にセットし、処理機をキッチンにビルトインした使いやすさと高性能が売り物である。
 同社では3月にこのニック事業部の東京オフィスを開設し、首都圏での営業もスタートさせているが、「今後もいろいろなメーカーとコラボレーションしていきたい」とさらなる展開を進めていく。

ローコスト、イージーメンテナンスの屋上緑化

 一方、その他に新たに始めたのが「屋上緑化」の事業。ティフ・ブレアという芝草を利用したもので、この芝草はほとんど草刈の必要がない、永続性に優れる、耐寒性が強いといったさまざまな特長を持っており、まさに屋上の緑化にはうってつけ。これと中低木の組み合わせを基本構成とし、シンプルでローコスト、イージーメンテナンスを可能にした屋上緑化を実現した。これからデベロッパーなどへのPRを図っていく。

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