2004年8月号80ページに掲載
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メモリード

九州最大規模、1000人収容の葬祭場「大橋メモリードホール」が11月開業



すべての要求に応えられてこそ業界ナンバーワン

吉田茂視社長
 この5年間、婚礼、葬祭両部門で集中的に設備投資してきたメモリードが、その集大成ともいうべき総合葬祭施設を今年11月19日、長崎市にオープンさせる。九州最大規模、1000人を収容する「大橋メモリードホール」である。 
 約3740平方メートルの敷地に、鉄骨4階建て、延べ床面積約5230平方メートルの葬祭場の建設が進んでいる。2階部分は4区画を設け家族葬など小・中規模葬に対応するが、この葬祭場の最大の特色である1000人を収容する1フロアの大ホールは3階になる。これほどの規模の葬儀は社葬、団体葬などに限られ、大型葬専用フロアとなる。長崎県内でそれほどの規模の大型葬が数多いとは予測しにくく、その意味では大変非効率な施設とも見える。それでもあえて挑戦するのは「小規模葬から大型葬まで、すべての要求に応えられてこそ業界ナンバーワンと言える」(吉田社長)との思いを秘めているからこそである。
「大橋メモリードホール」の完成予想図
 もちろん、そのためのノウハウも必要になってくる。実は、同社は営業エリアである群馬県で、福田赳夫、小渕恵三両元首相の群馬県民葬を手掛けた経験を持っている。この県民葬の参列者は実に6000人。そこで培った大型葬のノウハウが、「大橋メモリードホール」で生かされることになる。それが「洗練された外観、劇場的演出―新時代の総合葬祭施設」とのキャッチフレーズになっているのである。
 冒頭述べたように、同社はこの5年間、本社所在の長崎県内はもとより、福岡、佐賀、宮崎の九州エリア、それに東京、群馬、埼玉の関東圏で集中的に結婚式場、斎場を新規開業してきた。今年だけでも、今後のオープン予定を含め、群馬5、埼玉3、長崎2、それに福岡、宮崎各1の合わせて12施設を開業している。この結果、斎場50カ所、結婚式場(チャペルも含む)33カ所に達し、「当社の営業エリアである1都6県での施設はほぼ整った」(吉田社長)。

長崎港を臨む絶好の地にコテージ型ホテルの建設計画

 このため、今後2年間は設備投資を控える考えだが、そうした情勢の中で、吉田社長が期待を込め構想している新規事業がある。長崎港を挟み、市街地の対岸となる秋月町に宴会場、レストランを併設するコテージ型ホテルの建設計画だ。港を眼下に臨む丘陵地で、絶好のロケーションとなるはずである。用地はほぼ取得済みで、06年秋のオープンを目指している。この年には、港をまたぎ市街地と対岸を結ぶ女神大橋が完成予定になっており、それがまたコテージ型ホテルとマッチしそうだ。

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