IRのプロに聞く
新光総合研究所
IR 第2部副部長
奥津和宏
「将来への飛躍に向け、着々と布石を打つ」
2004年3月期はディックスクロキにとって、次の飛躍のための準備の決算期となった。売上高156億4600万円、営業利益4億6000万円と、前期に比べ8.7%の増益となった。前期の増収要因は東京支店扱いの不動産販売の伸長と、建築請負の伸長などにある。売上高営業利益率は2.9%と前期と同水準だった。また、経常利益は3億300万円と3.2倍になった。これは、03年計上した子会社に対する債権放棄による損失がなくなったため。
04年3月期の業績水準は03年3月期と大きな変化はなかったが、自社による不動産証券化の実現、東京を中心とした用地の取得などが順調に推移している。また、私募債による資金調達を実現するなど、将来の成長に向け、着々と布石を打った決算期となった。
05年3月期は、売上高184億200万円と、営業利益5億8200万円、経常利益でも3億8300万円と大幅な増収増益を予定している。
福岡市における舞鶴1丁目の物件は米国系ファンドに売却が決定。東京支店も順調に伸長しており、人員を強化して、売上高の増加を見込む。将来に向けた優良な土地仕入れや機関投資家への営業、入居者募集などの強化のための施策を打ちつつあり、06年3月以降もさらに売上高と利益の成長が見込める。
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