2004年7月号125ページに掲載
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alcohol

サッポロビール

麦芽とホップを100%協働契約栽培に

寺坂史明・執行役員 九州本部長


 昨年9月の九州地区での先行発売で好評を得て、今年2月4日から全国発売を始めた次世代型アルコール飲料「ドラフトワン」が絶好調で、発売3カ月の5月7日に早くも500万箱を突破。4月の販売数量も166万箱と3月の120万箱を約4割上回るペースに加速、この勢いから同社では年内目標の1000万箱を1400万箱に上方修正している。
 この大ヒットの要因は、原料に麦芽も麦も使用せず、エンドウたんぱくを使用したことで実現した350ミリリットル缶が125円という新価格と「スッキリ」とした味わい。「九州から全国へ、その全国の好調さがまた戻ってきたブーメラン効果で、九州でもさらに活気づいている」(寺坂史明執行役員九州本部長)状況である。 
 「2006年までに麦芽とホップを100%協働契約栽培にする」と、「おいしさ」に加え「安心」の提供を目指し、独自の取り組みを進めている同社では、その原料へのこだわりを具現化した第1号商品として発泡酒の「麦100%生搾り」を3月から発売、生搾りブランドの特徴である「鮮度感のあるみずみずしさ」はそのままに、麦のうまみを引き出し、こちらも好評を博している。
 新たに〈黒〉を加えたプレミアム商品の「ヱビス」ブランドは、縮小傾向にあるビール市場にあって2ケタの伸びを示し、依然絶大な支持を獲得している。「最高価格帯の『ヱビス』、最低価格帯の『ドラフトワン』、それに生搾りブランドを核に当社ならではの歩みを」と確固たる商品づくりへの信念で、独自路線を貫いている。

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