2004年5月号140ページに掲載
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みくに産業
JONAI TOWER

地域や自然、都市環境と一体化して次世代に受け継ぐ「財産」として


「持続可能な開発」に徹する責任

あでやかな桜や木々の緑も、貴重な「環境」といえる
 みくに産業(北九州市)の開発事業は、「持続可能な開発(Sustanable Development)であることを前提に」(山田秀典社長)進められる。
 どんな建物も地域や自然、都市の一部であり、それらとの調和と共生なくしては成り立たない。同時に、そこで培うコミュニティーは、次世代に受け継ぐべき「無形資産」。
 開発業者には、「周辺の環境や景観に配慮する責任がある」という。
 同社が取り組む、同市小倉北区城内での開発も同様だ。

街に融合する“現代の小倉城” 

山田秀典社長
 「JONAI TOWER」(27階建て、123戸)は地上94mの高さをもち、わずか1キロの距離にそびえる小倉城(築城1569年)と並び立つ「“現代の小倉城”とも呼ぶべき、歴史的な建造物」(建築家、黒川雅之氏)だ。
 周辺には、新勝山公園や松本清張記念館があり、西小倉小、思永中や小倉高校まで控える北九州市屈指の文教地区。
 アートからグルメ、ファッション、まで取りそろえた複合商業施設、リバーウォークも近い。
 まさに同市の歴史や文化の中心であり、同市の新旧の街並みが交錯する話題のエリアに位置する。同社は、これらの「有形資産」を損なうことなく、将来へと受け継いでいく。この間、注力するのが「未来志向の設備、仕様に、昔ながらの生活感覚を呼び起こすこと」だ。

人間のふれあいとつながりを

開発事業では、2003年に「第3回北九州市都市景観賞」を受賞した
 JONAI TOWERを構成するコンクリートの設計基準強度は、一般の建物の2倍以上。100年経っても不動の構造を誇る。
 駐車場、駐輪場はすべて屋内にあり、電動シャッター仕様ゲートを完備するなどセキュリティー機能も徹底する。エリア情報からタクシー配車まで、メーンロビーカウンターに滞在するコンシェルジェがサポート。
 さらに各住戸では、家族構成やライフスタイルに応じた住戸プランの変更も自由だ。 
 ここでは、都会生活者としてのマナーやルールは守りながらも、常にコミュニケーションを絶やさず、お互いが助け合う、かつての田舎ならどこにでもあったような「人と人のふれあいや、心豊かなつながりを都心部で復活させたい」との思いが込められている、といえる。

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