2004年5月号134ページに掲載
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JR九州
MJRシリーズ

立地、自由プラン、価格を重視確実な販売に徹する


MJRシリーズが定着

 九州旅客鉄道・都市開発事業部(福岡市、JR九州)は福岡都市圏を中心に事業開始15年間で約1300戸を分譲。速水昭正専務・事業開発本部長は「販売が確実にできるように立地や環境を厳選して展開しているが、おかげさまでここ数年は完売が続いている」と自信をのぞかせる。昨年は「MJR鳥飼」(68戸)や駅前再開発の一角にある「MJR筑前新宮駅前」1期(110戸)に引き続き、同2期(42戸)も完成前に完売、JRのブランド力に加え「MJRシリーズ」が定着している。
 交通利便性や買い物、病院、自然などの生活環境を重視する「立地」をはじめ、選択肢が広がる「自由空間システム」、上質な住まいで求めやすい「価格」という3つの条件に徹している。中でも同社ならではの自由空間システムは、家族構成やライフスタイル、好みなどのさまざまなニーズに幅広く応える戸建て感覚のオーダーメイド。分譲中の「MJR千早公園通り」(福岡市東区、写真)の場合、ドアやフローリング、クロスなどのカラーが幅広く選べるほか、間取りや収納位置の変更、さらにはキッチン、照明、洗面なども細部にわたって色や種類が変更できる。そのうえ、価格を抑えているのが大きな魅力だ。

「手づくり」が人気の秘けつ

速水昭正専務・事業開発本部長
 ほかに同シリーズを桜坂、南福岡でも分譲しており、夏には西新、秋は香椎浜を分譲開始する予定で、毎年150ー200戸を供給していく方針。速水専務は移り変わるニーズを背景に「今後もさまざまなライフスタイルに対応することはもちろん、新しいニーズ(少子高齢化・ディンクスなど)も視野に研究を積み重ねていきたい」と顧客満足の向上に余念がない。
 同社は広さやデザイン、仕様などハード、ソフトの両面から入居者アンケートを繰り返しており、これを反映させた住まいづくりに努力している。
 なお設計段階から施工段階、入居後まで、ユーザーとち密な打ち合わせを行うなど、それ相応に時間も手間もかけ、まさに「手づくり」というのが人気の秘けつかもしれない。信頼を大切にするJR九州の社風を物語ってもいる。
 「このグレードでこの価格?」の次なる展開が注目される。

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