2004年4月号120ページに掲載
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九州の大学2004

西南学院大学

「学外連携推進室で地域・企業との関係強化を」


村上 隆太学長
 本学は、1916(大正5)年の学院創立以来「西南よ、キリストに忠実になれ」という建学の精神を基盤として、専門的知識の教授と合わせて全人格的教育を行っている。高等教育機関としては現在、神学部、文学部、商学部、経済学部、法学部の5学部11学科を擁し、大学院では5研究科7専攻を持つ文科系総合大学としての陣容を整えており、インターネット教育や学内LANなどの環境整備によって、高水準の語学教育・情報処理教育を行っている。

文系の視点で産学連携を推進

 西日本屈指の文科系総合大学である本学教育の特色は、「語学の西南」といわれる高水準の語学教育や国際性を重視した教育、そして少人数教育を通した学生と教員とのふれあいによる人格形成にもその一端を見ることができる。こうした本学の伝統は学内のみならず、学外との関係においても重視されるべきであり、今後の高等教育のあり方を展望する上でも、学外との関係強化が不可欠である。
 こうした観点から、昨年、「学外連携推進室」を設置した。従来、教授ごとの個人的なつながりにとどまっていた学外との協力体制を、大学全体で一本化、組織的にサポートすることにより、地域・企業への貢献の道が開けてくる。産学連携といえば、理系が有する技術に焦点が集中しがちだが、環境・福祉など社会問題として大きくクローズアップされている諸問題を社会・人文というもっと広い視野で考えた場合、文系的な着想、アイデアが企業のノウハウ、行政の支援などと結びついて、1つの形になることも期待できる。
 今年度以降、同推進室の動きをより活発化させ、これからの産学連携のあり方を模索していきたい。

最新鋭の教育システムCALLシステムを稼働

 本学の特徴である語学教育や情報処理教育については、現在の水準をさらにレベルアップしていく。語学ラボラトリーには、充実したLL・AV機器と豊富な教材を備えており、これらを活用した実践的・効果的な語学教育が展開されているが、時代の要請に応えるために、最新鋭の教育システムであるCALLシステムを導入、04年度から稼働する。これにより学生1人ひとりの習熟度に合わせた語学教育・情報処理教育が可能になる。
 また、本学ではボーダレス社会の進展を踏まえ、多様な国際交流のプログラムを用意、短期留学、学生交換などで6カ国15大学と協定を結んでいる。
 創立90周年の節目に当たる2006年の再開発整備を目指している東キャンパスには、04年度から開学する法科大学院棟が一足先に竣工した。少子化の中、これまで受け継いできた伝統と明確な特色を大事にしながら、国際人の養成を図っていきたい。


【院 長】 寺園 喜基
【学 長】  村上 隆太
【開学年】 1949年

【建学の精神】
 「西南よ、キリストに忠実なれ」
【所在地】
〒814-8511 福岡市早良区西新6-2-92
TEL.092-832-1081(広報課)
【URL】http://www.seinan-gu.ac.jp/

【設備・施設】
図書館(国際機関資料室、キリスト教資料展示コーナー)/語学ラボラトリー(LL教室5室、AV教室5室、テープライブラリー、ビデオライブラリー)/情報処理センター/学術研究所/国際センター/体育施設/厚生施設/ランキン・チャペル
【学部学科】
〔神学部〕神学科 〔文学部〕英文学科/外国語学科(英語専攻、フランス語専攻)/児童教育学科/国際文化学科/社会福祉学科 〔商学部〕商学科/経営学科 〔経済学部〕経済学科(経済学専攻、国際経済学専攻)〔法学部〕法律学科/国際関係法学科
【大学院】
〔法学研究科〕法律学専攻
〔経営学研究科〕経営学専攻
〔文学研究科〕英文学専攻/フランス文学専攻/国際文化専攻
〔経済学研究科〕経済学専攻
〔法務研究科〕法曹養成専攻(法科大学院)

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