2004年3月号98ページに掲載
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地域浮揚のカギ握る、自治体の企業誘致

都市基盤整備公団

「複合多機能型の街づくりで企業、店舗の有力な戦略拠点へ」


 都市基盤整備公団の手がける開発地は、新しい時代を迎える都市、地域にとって、さまざまな未来環境を創り出す複合多機能型の地域開発として重要な役割を担っている。中でも企業向け施設用地は、企業の有力な業務、販売、研究、物流などの戦略拠点として注目される。これまで財界九州誌上で2003年12月号、04年1月号、2月号の3回に分け、都市公団の企業向け募集地とその取り組みを掲載してきたが、そのうちの選りすぐり、3つの開発地を改めて紹介する。

香椎副都心地区-福岡市東区

 福岡市の東の玄関口、香椎地区で同市が手がける「生活文化核」と都市公団が手がける「活動核」からなり、活動核は総面積約66.3ヘクタールという市内最大規模の副都心づくり。2013年には居住人口約6400人、就業人口約2万2600人を見込む職住共生の多機能型複合都市となる。ほぼ中央ではJR鹿児島本線、西鉄宮地岳線(共同駅)の高架事業が完成に近づき、地区の東西に通る3号線バイパスと国道3号線が九州自動車道や福岡空港につながり、九州全域や東京、大阪に通じる。さらに博多港も近いので中国や韓国など海外へのすみやかな移動、出荷が可能だ。公団では商業・業務施設用地を募集中で、マンション用地も募集を予定する。

学研都市ひびきの-北九州市若松区・八幡西区

 北九州市が都市再生に向けて最も力を入れている「北九州学術研究都市」にあり、約121ヘクタールに早稲田大大学院など4大学、英国グランフィールド大など4研究所、17の民間研究所といった施設がすでに稼働している。ここで注目されるのは、こうした施設が寄り集まって技術や人的な交流を図り、産学官連携による世界レベルの技術集積を目指していることだ。共同研究開発センターなどの充実した施設群が整い、新たな産業創出を図っていく。公団は研究施設のほか、周辺が利用する店舗用施設を募集中で、計画人口は約3500人、将来は学研都市全体で約1万人を見込む。

南風台-福岡県前原市

 前原市は福岡市の衛星都市として成長著しく、周辺には大型量販店の進出が相次ぎ計画されるなど「福岡市都市圏の西側の発展」として今後大いに注目される地域だ。福岡都市高速に直結する西九州自動車道とJR筑肥線(前原駅)に挟まれた「南風台(みなかぜだい)」は施行面積が約50.6fで、約5000人の居住を計画、海と山の自然に囲まれる好環境のもと、事務所や店舗の運営に適しているといえよう。

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