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雲海酒造
主力3原料の付加価値焼酎を販売し全国区へと着実に“雲海ブランド”が拡大
付加価値商品でファン層拡大
2003年11月1日に施行された酒税法の改正施行規則により「本格焼酎」の認知度がますます高まっている。この追い風を受けて、そば・麦・芋といった原料ごとに焼酎ブランドが多様化しているだけでなく、高品質志向の時代が到来している。創業以来一貫して、最高の品質と本物の味わいにこだわり、これを具体化してきた雲海酒造(宮崎市、中島勝美社長)は、いち早く時代の流れをつかみ消費者のニーズをくんだ商品開発を手掛けてきた。とりわけ03年は、「主力3原料の付加価値商品の販売エリアを拡大し、当社ブランドの一層の浸透を図った」(中島社長)年となった。
01年に首都圏で販売を開始し、マスコミなどに取り上げられたこともあり全国的な話題商品となった芋焼酎「薩摩古秘」と「さつま木挽」。このうち「薩摩古秘」の販売を03年1月からは福岡県で開始した。当初1.8リットル瓶のみだったが、取引先の強い要望もあり計画を半年ほど前倒しして秋口には900ミリリットル瓶も販売、出荷量を急速に伸ばしている。
また、麦焼酎「いいとも」の人気が高い中・四国地方において新しい麦焼酎の提案として02年10月から販売を開始し高い人気を得ている「大麦いいとも」(900ミリリットル瓶、1.8リットル瓶)を、03年9月からは北部九州3県で発売した。同年11月には3月から首都圏エリア(一部宮崎県内)で販売していた長期貯蔵本格そば焼酎「花押雲海」(720ミリリットル)の全国発売を開始した。
12月には、宮崎県内で販売する芋焼酎「日向木挽」の味わいを持ち合わせながら豊かな風味とシャープな切れを実現した「日向木挽・黒ラベル」の販売を開始。新たなファンを獲得している。
世界が認めた本物の味わい
ほかにも「マヤンの呟き」「那由多の刻」「綾セレクション」「大河の一滴」など、同社を代表する付加価値商品は着実にファン層を拡大している。これらトンネル貯蔵庫「雲海・神々の里貯ぞう蔵」で熟成した長期貯蔵4商品は、03年6月に開催された世界有数の食品コンテスト「第41回モンドセレクション」で金賞を受賞した。また、同年に発売30周年を迎えた「雲海」は、同大会で17回目となる金賞を受賞しただけでなく、「国際ワイン&スピリッツコンテスト」でも金賞を受賞した。権威ある2つの世界コンテストにおける金賞のダブル受賞は、原料・製法・蒸留・貯蔵というすべての製造工程において一切の妥協を許さない本物だけを追求した商品づくりの実践が世界に認められている証左でもある。
宮崎県五ケ瀬・綾・高岡町、鹿児島県出水市に蔵を持つが、すべてで国際的な品質保証規格であるISO9001を取得した。これは「つくり手の気持ちを消費者に伝えたい」という思いの表れだ。最高の商品を提供するため雲海酒造のこだわりはこれからも続く。
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