2003年11月号134ページに掲載
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九州・沖縄地区物流業者ランキング

首位・久留米運送をランテックが追走


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  経営効率化の矛先は、ともすると経済活動の核心部分である生産、販売に向けられ、流通分野の合理化が進まなかったことから、「経済の暗黒大陸」とも「費用削減の最後のフロンティア」とも言われたが、近年企業は戦略的なロジスティックスの構築を目指すようになった。そこで、民間信用調査機関・東京商工リサーチ福岡支社(村田利行支社長)の協力を得て、同支社が保有する九州・沖縄地区の企業データ約12万件の中から、物流業者の売上高ランキングを作ってみた。
 結果は、上図のとおり。300億円の大台を超えたのは、久留米運送(福岡県久留米市)と、ランテック(福岡市)の2社。久留米運送は、大正3年の創業。前身の肥料飼料商万来屋商店が肥料・飼料の運送に利用するため、自家用トラック4両で輸送業務を開始したのが始まり。昭和26年一般区域貨物自動車運送事業として、久留米運送として設立された。現在、1050の車両を有しており、九州全域はもとより関東・中部・関西などに70店を営業網を張り巡らせている。
 一方、ランテックは冷凍輸送に強みを持っており、食品総合物流業者として単品管理や配送管理を徹底した「フレッシュ便」の知名度が高い。なお、同社は今年7月で創業50周年を迎えた。
 3位の九州産交運輸(熊本市)は、物流センターへの投資などがかさんで経営悪化を招き、親会社の九州産交ともに産業再生機構の支援のもとで再建を目指すことが決まっている。
 5位の福岡運輸(佐賀県基山町)。福岡倉庫をはじめとするグループの1社。事業の中核は、冷凍・冷蔵輸送と一般輸送の2本立て。冷凍・冷蔵部門は、従来の1次、2次輸送などの中間部分を省いた3PL体制を構築。また、一般輸送分野は、全国20カ所の営業拠点で約2000社と業務提携しており、低コストで精度の高い物流網を築いている。
 12位の博運社は、医薬品分野に強く、微妙な温度調節機能を整備した専用倉庫や保冷車を配備、輸送と倉庫の総合流通システムを確立しており、倉庫とトラックターミナルとの連携で荷主の時間的な要求にも的確に対応している。

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