“高品質”地場ハウスメーカー2003
エグゼクティブが求め、選ぶ『家』はこれだ
【ファーストハウス編】
■シアーズホーム ■谷川建設 ■JR九州住宅
【セカンドハウス編】
■段インテリア
●住宅金融公庫
一国一城の主として『家』を構えるということは、男子一世一代のロマンである
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人間も、自然の一部である。週末は山中で「リセット」するひとときをもってみたい
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厳しい時代だからこそ“本物”の ハウスメーカーが注目される
<小見出し>常態化した3トレンドに再生のマーケティングを
【ファーストハウス編】
(1)デフレ不況による市場の縮小(2)少子高齢化とユーザーの二極化(3)品質・性能の重視。九州の住宅業界は3トレンドが長期化する。
(1)など住宅需要のバロメーターである新設住宅着工戸数が、5年連続で前年度を下回り、10万4000戸(2001年)となった。これは全国の8.8%の市場規模に当たるが、同規模も3年連続でダウンしている。
その中で「人口減・世帯増」傾向が続く。九州7県の人口は1346万人、世帯数は521万世帯(いずれも02年)だが、若・老年層中心の少人数世帯が増えている。1世帯あたり人数でみても九州平均は2.58人と、全国平均2.60人より少なく(2)の様子がくっきり。ハウスメーカーはこうした動きを「常態化した環境と捉え、再生に向けた施策を打ち出す」(山佐産業、鹿児島市)必要がある。
その要は「ユーザー本位の家造りと徹底したサービス」(シアーズホーム、熊本市)にあるだろう。 (3)ハード(建物自体の品質・性能)、ソフト(新居の提案から設計・施工そして引き渡し後のサービス)すべてが“本物”でなければ、真の顧客満足は得られず、ここにメーカーの優劣が決まる。今日ほど「市場とのコミュニケーション力が問われる」(ケンコーホーム、長崎市)時代はなく、「次代の市場を見越した商品開発」(ジェイアール九州住宅、福岡市)が各社の命題。ユーザーに選ばれるか否か、メーカーの二極化も進んでいる。
一方で、住宅取得を支援する住宅金融公庫福岡支店でも「市場活性化に向け、公的機関ならではの展開を強化している」ところだ。
2つの展開に、問われるセンスと商品開発力
【セカンドハウス編】
ファーストハウスの3トレンドは、セカンドハウス市場にも連動。市場が縮小、物件単価が落ち込む中、次世代ニーズまで見込んだ商品開発が問われている。
セカンドハウスの展開は、(1)開発分譲型と(2)企画提案型に大別される。(1)はハウスメーカーが用地を取得。現地の特性に合わせて別荘など設計・施工、区分け販売。
(2)ではモデルハウスを用意。ユーザーが選んだログハウスをユーザーの所有地に建てる。
(1)で九州最古参。佐賀、福岡、大分の3県主軸に18年間で900区画近い分譲実績をもつサンリツ(福岡市)は「教師、警官など公務員を中心に」攻勢をかける。例えば、夫の退職を間近に控えた老夫婦には「当夫婦だけでなく、その息子夫妻まで使いたくなる仕様に仕上げるのがポイント」という。
デザイン性に自信を深めるのが段インテリア(福岡市)。ブティックやカフェ、レストランなど商業施設の企画・開発で定評があり、そのセンスがセカンドハウスに生きている。「雷山の森」(福岡県前原市)内のモデルハウスが、女性客を魅了するのもうなづける。「だれもが不思議と落ち着く」時空間が演出されており、「個人の価値観やライフスタイルに合った“作品”を提供する」姿勢で、着実に注目を集めているところだ。
エトウ(福岡県大川市)は「木を愛し生かして学んで、80年」。紫外線や高周波を吸収し、断熱性や調湿性に優れる天然木で「心身に優しく、五感を通していやされる」ログハウスの提案に余念がない。 さて、以下ではファーストハウス、セカンドハウスとも、一見一考価値ある住まいのみをそろえてみた。
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