長崎特集・・・佐世保商工会議所会頭新しい観光・文化のまちへと発展発展を支えた“海”を生かして
今年、市制施行100周年を迎え、記念事業の開催で活気づく佐世保市。来年3月まで開催される各種イベントと同市が取り組む観光客誘致やリピーター確保といった諸施策との相乗効果に地元商業者が寄せる期待は大きい。観光産業を基盤とする佐世保市経済の活性化策について、同市商工会議所の辻洋三会頭(西九州倉庫社長)に話を聞いた。<小見出し> 多彩な側面を活性化策へと転換「海軍の街」「米軍の街」「造船の街」として振興を遂げた佐世保市だが、現在は九十九島という風光明媚な風景にハウステンボス、西海パール・シーリゾートという名所が加わり、基幹産業は観光へと変貌している。一方で、充実した文化施設を有する文化都市、多くの外国人が集う国際都市、県立・国際大学がある学園都市という顔が複合的に結合しており、多彩な表情を持つ魅力的な都市となっている。市制100周年記念事業による訪問者の増加は、地元経済の活性化にも大きく寄与することから当商工会議所としても各種イベントに積極的に支援・協賛させてもらっている。03年2月には、佐世保市経済の将来的なビジョンについて地元経済人や識者を交えたパネルディスカッションの開催を検討している。 一方で、佐世保駅周辺開発事業やポートルネッサンス計画21の進展など新しい街づくりも着々と進んでいる。当会議所としても、日本一長いアーケードなど他の商店街にはない特徴に加えて、新規事業者の育成・支援を目的に今年7月からスタートしたチャレンジショップ「99mart(クックマート)」や、地域の経済ニュースや会議所のイベントなどを無料配信する「99(キューキュー)・メール」サービスとの相乗効果で商店街の活性化が加速すればと期待している。 <小見出し> 官民一体で佐世保の魅力を発信一方で、誕生してから100年という若い佐世保市は、まだまだ開発の余地が多分にあると考える。そのポイントとなるのは、佐世保市の良さを再発掘・アピールすることだろう。既存の観光名所が相互に連携した取り組みや体験型観光の提案、当市ならではの名物料理のPR、新しい商品開発を再検討することが地元経済の活性化につながるといえる。行政と地元経済界が一体となった活性化策の実施が当然に必要となることから、当会議所としても全面的に協力・支援していく。 当市の歴史・文化・産業を生み出した「海」を積極的に生かした取り組みも必要だ。当市の海岸線は長く、活用する余地は十分に残っている。その対策の1例として挙げられるのがコンテナターミナルとしての整備だ。民間貿易港としての新しい魅力が加われば、佐世保市経済はさらに活性化する。今後も当商工会議所は、佐世保市経済の活性化に貢献していきたい。 | ||
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