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 2001年9月号92ページに掲載

クレジットカード特集

国内信販

使われるカード目指し稼働率の高い提携カードを発行


通信分野で相次ぎ提携サービス、特典にも人気

 信販地場大手の国内信販(福岡市、中村欣治社長)は、さまざまな分野に特化した、魅力ある提携カードの拡充で会員増を図っている。
 昨年33種類の提携カードを発行、2000年度の新規会員獲得数では、前年比70%増という成果を出した。特にKCカード会員が9000人を突破した昨年発行の福岡ダイエーホークス・ファンクラブカード「ホークスカード」の成功は、同社にとって大きな自信となった。
 そこで今年はスローガンにある「商品の収益性向上」をベースに「利用者から使われるカード」を目指し、稼働率アップを強化している。
 今年に入って通信分野での提携カードを相次ぎ発行。目まぐるしく変わる通信ニーズへの迅速な対応は、カードの稼働率をますます高めそうだ。
 まず、携帯電話会社エーユーの販売代理店と提携する「JAUカード」 は、通話料金やその他ショッピングをカードで支払うと、たまったポイントに応じて、JAU専用ギフトカー ドや希望する商品に交換できる。
 次の「USEN CLUBカー ド」は、音声有線放送の最大手、有線ブロードネットワークスと提携。年会費は2 年間無料で、同社直営カ ラオケボ ックスの料金割引や、インターネットプロバイダー料金が最大で月30時間まで無料になるなどが特典。さらに、8月にJ-COM(福岡ケーブルネットワーク・ケーブルビジョン21)とのカード提携を発表 、10月に発行開始する予定だ。これはインターネット料金とテレビ視聴料金(基本41チャンネル)を月額計8800円で設定、カード年会費も無料で、若い世代を対象に値ごろ感を打ち出す。同様のカード提携を「全国に25局あるJ-COM各局に拡大したい」考えだ。
 もちろん入会時500ポイントプレ ゼントなど、同社ならではのポイントサービスや特典も受けられる。
 このように同社はカード入会時点からカードによる支払いが定期的で、確実に見込める分野を中心に、今後も提携カードを強化していく方針だ。

時代のニーズを捉えたセグメントカードへ

 地域密着という同社のもう一つの特徴は、社会貢献型カード。NPO( 民間非営利団体)である「子ども劇場全国センター」を支援する「子どもNPOサポートカード」(昨年秋発 行)が注目されている。カード支払い金額の0.5%が同社から子ど も劇場に寄付される仕組みは、4000人を超えるカード会員のボランティア精神に支えられ「通常の2倍の高稼働率 を維持している」という。全国に会員は約40万人おり、同社では一層の会員増を図っている。
 「家庭科倶楽部カード」や「ツーリング倶楽部カード」という特有の生活カードも、女性やライダーを中心に人気がある。スポーツ分野での保険カード発行も検討中で、同社は今後も時代のニーズを捉えた「お客さまにセグメントされるカード」を展開する構えだ。
 もちろん従来から取り扱っている分割払いについても、7月−9月に通常の2倍のポイントをサービスする キャンペーンを実施中で、分割払 いの取り扱い拡大も積極的に進めている。

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